Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’86

本日のお昼間はインフルエンザの予防接種に。先日のドクターには、効果は無い!とのご指摘もありましたが もし感染してしまった際の大変さを緩和させてくれる可能性があるかもしれないので実費で。
毎年、もしもの備えにもなるかな?
そして、昨夜のやり取りで またまた難しさを。先日のワインのお渡しのムッシュですが、ひょんなことからムートン’73のマグナムのお話に。それにしても、どうやらもう稀少ボトルですよ!特にマグナムは。またまた、ネットで検索したのですが最安値でも¥30万を超えており。中には¥38万くらいのサイトも有り、軒並み沢山のヴィンテージを抱える方は異常なプライスを掲げておられ・・・・。
まあ、それくらいワインの現状は難しいものかと思われます。
そして、こちらのご提示のメールには切ないことに ”たか”の一言が二度ほど・・・・。これが一番切なかった・・・・・。
で昨夜のそれぞれの思いは
・Andre Clouet’98
・Chassagne Montrachet Rouge’86 Chapelle

前半には葉巻屋さんが。申し訳ないくらい僕のカウンターでも、紫煙のあがる回数は激減しているような・・・・。景気の問題もありましょうが、煙業界に対する機運ももちろんでしょう。色々とお話をしながら軽いお食事をとっていただきましたが。
それにしてももう葉巻の王様格のコイーバ、もう中々手に入りにくいそうです・・・・。
深夜の皆様は今月もひさびさでしたが、有難うございます。
どうも所得税の問題点が話題になりましたが、国民の努めですしね お気持ちも解りますが。
アンドレ・クルエのヴィンテージ’98、ずっと忘れるようにセラーで。思い出したように抜栓しましたが、ブジーの濃密な身の詰まる味わいに驚かされるような濃い酒質に熟成を。ターコイズ・ブルーのエチケットにクラシックなデザインの評価も上がるメゾンかと。そして次のこの造り手のオン・リストは変わり種のグラン・クリュの1911を。ヴィンテージではないのですが、オマージュものかと。
赤は’86のシャサーニュ、個人的にはやはりこのシャペル 本当に綺麗なオリジナルの熟成感を楽しめる希少なカリテ・プリな逸品かと。伸びやかな甘味が何時も通りのものでこのアペラシオンのやや角ばった酸の味わいもやはり熟成が包み込んでおります。
          Sommelier R.Imamura