Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

数年越しの完済いただけ

本日のお昼間はひとりやや侘しく昼食を。妻はこのところ次男の幼稚園のバザー委員なる役職をいただいているようで、毎日のように出かけております。今年が最後になる幼稚園のバザーですので、主催者側も気持ちが入られておられるようで。
まま、僕は独り暮らしも経験しておりますし簡単なお料理も嫌いではないので ちゃちゃっと済ませてしまうのですが。
で昨夜の極上のお祝いシャンパーニュと数年越しの完済は
・Veuve Clicquot Ponsardin Cave Privee Rose’78

9月は本当にこれまで最大の苦戦を強いられております。今年は本当に前厄の苦境ですが、来年の厄年は乗り越えられるのだろうか?そんな思いですが、月末に向けて切り替えていきます。
前半はお祝いのシャンパーニュですが、再入荷のヴーヴ・クリコのカーヴ・プリヴェ。もうひとつの大手メゾンのこの手のラインで苦渋を舐めた先月でしたが、このクリコのこのラインは素晴らしい。まま、もちろん’78ですから熟成感が比較にはなりませんが。
重厚な木箱に包まれた偉大なヴィンテージの蔵出しのサーモンピンクの液体は、オマール海老のトマトソースのリゾットに好相性だったかと。
そして深夜にお越しのムッシュは、こちらも半年ぶりのご様子で。前回は思い出せば、’53産まれの方のお誕生会でセギュール’53だったか。そう言えばですね。また、今度はラフィットの会がしたいとのことでしたがこれもまた楽しみですが手強い銘柄ですよ・・・・。
そして懸案だったマグナムのトスカーナの逸品を。婚礼の際に飲まれたそうなこの’95のサッシカイア、マグナムのご依頼をいただけたのはもう何年前だったかな?そして数年後しではありましたが、昨夜にて完済に。こちらもそのワイン会にてご使用も視野に入れておられるようですが、こちらも楽しみかと。
ちなみに自宅地下セラーには、この手のマグナムがまだまだございまして。ぱっと見ただけでも、セギュール’83やラ・ミッション’91、ムートンの’00’73なども。どれも厳ついものですが、何方か隠し球に如何でしょう?
           Sommelier R.Imamura