Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’95’94’78’78’73

本日のお昼間は這うように起床しましたが、昨夜のご依頼のワインの梱包を。昨年の暮れにもラトゥール’88をお届けした東京の方にまたまた夏のお持たせでムートン’78を。そうだよな、この五大シャトーでしかも’78で今月の特集のプライスは非常にお買い得かと思われますが。それにしても暑いです、こんな日にワインのお届けは中々大変なもので宅配業者さんがこられるまではやはりクーラーと保冷剤で保管をしておかないと。
で昨夜の半年ぶりのお越しですよ!
・Chateau Calon Segur’94 St Estephe
・Pommard 1er’95 Michel Gaunoux
・Chateau Mouton Rothschild’78 Pauillac
・Veuve Clicquot Ponsardin Cave Privee’78
・Veuve Clicquot Ponsardin Brut’73
サッカーを見たい!そんな時間帯からお越しの皆様が。と言うかそれまで閑散としていた僕のカウンターも微妙なのですが・・・・。
一時の7名様のご利用は、非常に有り難く。ですがですが、不手際が無かったとは思い難い。まま必死のお料理の時間でもありましたが。
やはり、名指しでオーダーされるボルドーの銘柄のもうひとつの筆頭かと。もちろん五大シャトーも素晴らしいですが、このハートのエチケットも熟成するとしなやかで且つ力強いものでもあり。
ブルゴーニュも必要でしょう、ややまだ酸が硬さを感じさせるゴヌーのポマールのプルミエ。ですがですが、汗だくで仕上げた鴨のコンフィに寄り添うマリアージュもお楽しみ頂けたのでは?
半年ぶりでしたね、まさにこの方々も含めて僕の今年前半戦の苦戦が思われます。そんなムッシュは今回も素晴らしいワインとシャンパーニュ そして紫煙も必然で。
ムートンはお持たせに。今月は本当にお買い得かと。
シャンパーニュはヴーヴ・クリコのカーヴ・プリヴェのロゼ’78から。やや、高額ラインには豪華な木箱があしらわれており。大分箱代もかかってそうですが、その中身も流石の華やかさ。’78のロゼは琥珀の色調で、まだまだ泡の味わいもしっかりと。蔵出しのこの逸品も残すところ’80のみです。
〆は飲みたいものを!そんなお言葉は何時もながら有難い限りです。流れと今月の思惑も含めて’73のヴーヴ・クリコを。こちらもまたまた極上の1本で。はかない泡の抜栓でしたが、ロゼの横に並べるとその色調はまだまだ白っぽいニュアンスで意外ではありましたがそれだけ長命なポジティブなヴィンテージ。
蜂蜜の味わいを楽しみながら4:00すぎからロバイナのチャーチル・サイズに着火する僕たちも相変わらずかと・・・・・・。

                Sommelier R.Imamura