Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’83’70

本日のお昼間は、三連休に突入する世間ですが何故か休みの日に限って長男は早起きするのです。学校がある日は布団にくるまるくせに・・・・。
そして次男は昼食後もお腹すいた!と食欲の秋に触発されております。
また、出勤時には店舗ビル斜め前の嘗てはクラブさんがあられたテナント・ビルを下見に来られている厳つめの男性陣。そう言えば、閉店されて数年経ちますがこちらのクラブさんも含め縄手通りには数えるほどしかその手のクラブさんがなくなったな・・・・。そんなことも僕自身の苦戦も少なからずのような気がいたしますが・・・・。叶うのであれば、風俗店でないことを祈ります。
で昨夜のボルドーブルゴーニュ
・Chateau Ducru Beaucaillou’70 St Julien
・Pommard Epenots’83 Louis Latour

相変わらず待ちぼうけの展開でしたが、後半にかけてお越しのお初のご利用のゲストはどうやら食べログをご覧になられたようなプリントアウトが。
賛否も両論のこのサイトですが、前向きなコメントは非常にご理解をいただける内容の書き込みもありますが申し訳ないけれどもご理解いただけない方には難しい書き込みもあり。もちろん、心当たりもあるのでそれも僕の全てですが。
’70年代のボルドーが飲みたい、そんなお声にご覧のページはボルドーのハーフ・ボトルを。ボルドーのハーフでも、約30種の銘柄があり’70年代から’00以前まででほとんどが理解出来る飲みごろのストックです。名指しされたシャトーは3級のセギュール’70とこの2級のデュクリュ・ボーカイユ’70。正直、状態はこのサンジュリアンの砂利がいっぱいのもののほうが。それも正直に。お恥ずかしながら何時仕入れたボトルかも忘れたこの偉大な’70でしたが、綺麗に熟れた正にバランスを得たスーパーセカンドかと。やや、地味な存在ですがボルドー訪問時に見た川沿いに聳える華麗なシャトーの建物が脳裏に浮かびます。
先週はお誕生日週間だったお姉さんですが、珍しく艶やかなお着物で。こちらはブルゴーニュの逸品で、安心感のルイ・ラトゥール。前回の抜栓では幾分お醤油の香りが拡がりましたが、今回は満足を得る安定を。こちらはボルドーのほろ苦さよりもピュアな果実の甘味が拡がるところが人気の秘密かと。でも、今宵はどちらも楽しめる上質な名醸ワイン。
    Sommelier R.Imamura