本日のお昼間は、懸念される自宅のパソコンの修理の持ち込みを。考えてもいませんでしたが、妻に任せきりの自宅のPCはどうやらバックアップがなされていなかったようで・・・・・。まだ1年も経たない今回のVAIOですが、色々善処をしていただき取り敢えずデータの必要なものをコピーしようと。しばし検討する段階で再度自宅に持ち帰ることに。中々大変なことになりましたが、考えてみれば店舗のパソコンの方が怖くなりました・・・・。
また、帰宅時は空が何度も光り。帰宅直後から激しく降り出す雨に驚かされましたが、ぎりぎりセーフで良かったです。珍しく雨男では無かったようです。
で昨夜の久々の楽しき晩は
・Corton Clos du Roi’94 Comte Senard
・Blanc de Lynch Bages’96 Bordeaux
・Corton Charlemagne’95 Louis Latour
・Chateau Margaux’73 Margaux
前半から結局、ゆっくりながらも息つく暇のない晩にやはりこちらのほうが嬉しく思います。
ワイン会でお知り合いになられたそうで。やはり、そんな出会いも男女の中でも必要でしょう。そんな恩恵に預かる僕のカウンターですが。
珍しくリストからお選びでのコント・セナール、売れ残りとの印象はないですがお値段据え置きのこの’94はお値打ちだったかと。ただ、若さは若干否めませんが懐かしさも。何よりも流石のグラン・クリュ、たっぷりの果実味に酸が溶け込みつつある段階かと。
意外にも2本目は白ワインに。流れからしてもどうだろう?そんな中でのランシュ・バージュの白の熟成。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランにミュスカデルまで使用するこのボルドーの白は正に熟成の極み。ねっとりとした果実の味わいに赤の後でも負けない個性を感じます。
大分、酔われておられるようでしたがこちらの男性陣もハーフの白髭を。’95の375mlも後一歩のところまで見えてくる味わいで。こんな時にはやはりデキャンタージュの意味が見えてきます。余韻のやや青い酸が穏やかに感じられるものです。紫煙と共に男通しの時間かな。
〆は結局同級生が3人揃うとの’73へ。やや甘えすぎたかもしれませんが、マルゴーの難しいヴィンテージを。線の細さは当然ですが、ほろ苦いビターなテイストにぎりぎりの果実味がマルゴーのプライドを維持させます。長々と尽きない話題は同級だからでしょうか?まま、三者三様の人生観が当然ながら。
Sommelier R.Imamura