Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白髭

本日は月1のお茶屋さんへの集金に。まま、このご時世も有ってか?支持率の問題か祇園町の芸妓さん方のご利用も中々芳しくはないものの、全く無いのは残念ですので。
まま、それにしても売掛にて小切手でのお支払いと言うのはタイムラグの発生は若干小さなお店には影響もあるものです。愚痴っぽくはありますが、それでも花見小路は来月の温習会の飾り付けが華やかさを。賑やかな季節の訪れを期待して。
で昨夜の素晴らしいワインは
・Chateau Palmer’24 Margaux
・Corton Charlemagne’82 Louis Latour
・Meursault Blagny’98 Louis Jado
・Corton Charlemagne’83 Antonin Guyon
・Gewrztraminer Mambourg Selection Grains Nobles’98 Marc Tempe
・Corton Clos du Roy’76 Michel Voarick & Fils
連日のご利用にお寿司まで有難うございます、結局長居をさせてしまいました。
’24のパルメ、完全にコルクも砕けながらも2杯目からの甘みのポート的なニュアンスはノスタルジー以外の何ものでも。俄然手持ちのマルゴー’24が楽しみです。
こちらも今宵はお一人の芸妓さん、相変わらずの楽しい方に気が合われたマダムは白髭をごちそうのような形にて。トロリと蜜の味わいのこの時期のルイ・ラトゥールは流石に極上で。今宵最上の1本。
ヴィンテージと格は比較は出来ませんが、このジャドのブラニの白は中々ですよ。’98は如何に?そんな疑問を呈されたムッシュでしたが、そんな疑問など微塵も
シャルルマーニュのオールドを2本も比較試飲出来るなんて、これがソムリエの楽しみの最大のもの。アントナン・ギヨン、個人的には理解及ぶ優良な生産者かと。ミネラルの味わいが先のLLに比べると高く、よりエレガント。ただ、今宵は退廃的なLLに誰もが。
これはお持込。ですが、良いですね。また贅沢なセレクション・グラン・ノーブル、今宵久々の紫煙が2本あがり。
〆は何時ものドクター、待ち人来たらずの感でしたがこれまたミシェル・ヴォーリックも綺麗な熟成を約束するいぶし銀のドメーヌ。柔らかな味わいに今宵も何とか最後まで。
Sommelier R.Imamura