Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’02’02’99’97

祝日は休日を。完全にオフの感じでしたので 夕方から 愛犬を引っ張りながら 伏見稲荷の頂上に。観光の方々の 人の波も多かったのですが まま それでも 歩けない感じでもなくで。1時間くらいの所要時間ですが 汗だくは何時も通りで。大切にしている ベルトに 汗染みが付いてしまうほどでしたが お犬様の 飲み水のペットボトルと 汚物入れが必要なので ベルトに引っ掛ける バックは必須なので・・・・。
で 祝前日の 素晴らしき ワインと シャンパーニュ
・Perrier Jouet Belle Epoque'99
・Pavillon Blanc du Chateau Margaux'02 Bordeaux
・Chateau Margaux'02 Margaux
・Salon Blanc de Blancs'97

全く動きが無いのか 祝前日で忙しくなるのか?そんな 思惑は まま ご予約のムッシュもおられたので 結果的には やや安堵の。
何時もよりは 意外なほど 早めのお時間にお越しの カリフォルニアからのムッシュは 今回は 奥様と。だからか、と妙に納得でしたが お飲みのシャンパーニュは何時もながらで。ただ、このエミール・ガレの スクリーン・ボトルは セレクトとしては やや意外でもありましたが。市場では もう'07も数年前にリリースされていたから 熟性具合は如何かな?そんな思いもありましたが やや 早くも感じられ。勿論、十二分な 甘味の膨らみがあるプレステージなので 心満たされるのですが やはり 熟成した 蜂蜜感は まだまだ 先の様子でも。ただただ、この暑さの中だけに 清涼感も 必要なので これもまた有りかな。
ゴージャスな ブランド・ワインが 並ぶ流れですが 3本中 2本はお持ち込みなので 売上的には まま 。唯一の僕のセラーからの1本は、'02のマルゴーを開けるのであれば!の自宅地下ワインセラーから持ち込んだ '02の白のマルゴーを。長男が 産まれたヴィンテージの'02ですので 少しづつは 手元から離れているものもありますが まだまだ手持ちはございます。興味深い2本の流れですが 当たり前かもですが 白の方が飲み頃を迎えていた。個人的には何時も感じる ボルドーの白の 磯の感覚と ノリの佃煮のような。ぬか と言えば 賛同は得られるのですが この複雑な果実感が 個人的には今宵最上の。
そして、赤のグラン・ヴァンは 状態等も問題なく ですが やはり若さが。勿論、一般的には もう十分飲みこんでも問題のない 14年の時の経過ですが カリフォルニアではなく ボルドーの最上のシャトーだからな・・・・。ですが、これも また 経験値として こちらのムッシュは ままご接待だな。
もう ひとつのお持ち込みの 最上のシャンパーニュの逸品のサロンですが、'97は やはりと言う以上に硬さが。確か'99は 幾分 柔らかく 個人的には '90年代よりも'80年代の方が経験値としては多いだけに・・・・。ですが、最近はもう 飲みこむ機会が ほとんど無いくらい 手が出にくい銘柄のひとつでも。シャルドネ100%は 硬いのですよ!ただただ、飲み頃に熟成した サロンは 白の王様の モンラッシェすらも ひれ伏す瞬間も!なので この特別な S もまた可能な限り リストには 欲しいものなのです。だから ワインリストには事実 '96'95マグナム'85'83'76と並ぶのです。まま、価格が問題なのですが・・・・・・。
そんなこんなのお盆ですが 営業しております!
Sommelier R.Imamura