Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'91の晩

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本日は、筋トレを。明らかにエアコンの稼働が必要ですが、筋トレ後は今年もベランダ・プールを。まあ、少しですが筋トレでかいた汗を落とす程度でもありますが 1時間程度のクールダウンにて。

出勤後は、相変わらずの営業電話が。まま、皆さんお仕事でしょうから仕方ないでしょうが 基本的には新たな営業は詐欺師と失礼ながら認識しながら さらりとお電話は切らせていただきます。余程でなければ・・・・・・。

で 昨夜は’91の晩にて

・Christian Senez Grande Reserve’05

・Chateau Carbonnieux Blanc’91 Graves

・Aloxe Corton’91 Comte Senard

・Pinot Nero’91 Castello della Sala Antinori

バリ島で集金のライダーがお札をばらまいたようです。気が付いた時には¥5,000万ほど複数の方に拾われ返ってきてないそうですが そらあ 泣くよな。傍から見るとヒーローみたいだけど・・・・・。

雨の晩の経営者の皆さん。何時もながら勉強になります、ですが 少し偉そうにワインを語っているかなぁ?気を付けないと。とは言え、まま こちらは銘柄も解っていて抜栓しておりますので 勿論悪気もございません!

わざわざ打ち合わせに 前夜のお越しも兼ねて 可能な限りの サービス価格ですよ!まあ、どうでしょう?このラインナップだったら 一般的には どれくらいの価格になりますでしょうか?後は、銘柄の選別に関しては一任いただけているので 叶う内容でもあるのですが、勿論 馴染みの顧客と言うことも最大の要因です。

シャンパーニュだけは、’91と言う訳には行かなかった 手持ちが無かった訳ではないですが セネズは 一息付くお利口なヴィンテージ・シャンパーニュ。とは言え、中々良く出来ている!

シャトー・カルボニュー・ブラン’91、コルクはソムリエ・ナイフでは上がってこない。挟みながら 無事抜栓でしたが 綺麗に熟れている。エチケットの汚れ具合とは異なり ボルドーの白は やはり僅かに含まれるセミヨンの姿が はっきりと感じられる とは言えマルゴーなどは異なるが。このカルボニューも3割ほどのセミヨンにソーヴィニヨン・ブランが主体ですが ロワールや ニュージーランドのそれとは大きく異なり ここが好みを分かつ。ですが、若いころの纏まらない味わいから 熟成を経ての柔らかく甘やかな味わいに ここもノスタルジーだろう。

ブルゴーニュと ウンブリアのテロワールの違いを?が今宵のお遊びでしょうか。まま、時として こんなお遊びが叶うのがストックの豊富な専門店の意義でもありましょうか。コート・ド・ボーヌの アロース・コルトンはコント・セナール この方もコントですが 情けないことに アンティノリのピノ・ネロ同様 2本ともコルクは ソムリエ・ナイフでぼろぼろのなりながらの ぎりぎりの抜栓状態。ですが、味わいは やはりの思惑通りですが ブルゴーニュの 果実の透明感 と ピノ・ネロは余韻の細かいタンニンの残る ややコンフィチュールの印象が 相対的に。まあ、アロースは南のエリアだけに 若干の過熟な印象も否めませんが これも比較してみないと解らないものですよ。単体では 幾つかイタリアン・ピノ 赤品種もですが プロのソムリエも ブルゴーニュは飲んでる!とおっしゃられても イタリアは?また ブルゴーニュも本当に飲まれてるかな?は失礼かな・・・・・・。

是非とも またまたのご機会を心より。

Sommelier R.Imamura