Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’93’87’79’61

本日のお昼間は、明日からの梅雨の後半戦を見据えてトライアンフのエンジンを。相変わらず暑さで茹だるようなお天気でしたが、歩いていけば5分もかからない銀行にバイクで20分かけて遠回りして・・・・・。これだけ暑いとしばしの気分転換もやや拷問のようだ!
で昨夜の日曜を挟んだ連日のご利用は
・Pommard’61 Jean Michelot
・Chateau Cordeillan Bages’87 Pauillac
・De Venoge Grand Vin des Princes’93
・Pernand Vergelesses’79 Dubreuil Fontaine
中盤に久々のお電話が。こちらのお坊さんも京都の有名な。ですが、どうやら初七日が終わられたばかりだったようで・・・・。そんな思いも含めて昨夜は飲み込み過ぎてしまったのでしょうかね。お疲れ様です。まま、僕のカウンターでは1本だけですが。
ヴィンテージ’61だと思っておりましたが、どうやら’59産まれのムッシュで思い込みもありましたがこちらのミシュロも数年前に事故死された不遇の造り手。おそらくはリコルク物ですが、流石の偉大な’61は活き活きとした果実の甘味に透き通る透明感の味わいが。お坊さんは実際はソファーで寝入ってしまう始末でしたがコーヒー屋さんとしばしの世間話を。
後半は珍しく部下の方々だけでのお越しはお待ち合わせでしたね。社長も合流され結局今宵も3本のフランスの名醸ワインを。
お待ちの間はボルドーを。’87のコルディアン・バージュ、こちらもそろそろ1ケースを使い切りそうです。こちらも熟れたタンニンがポイヤックの厳しさは削ぎ落とされております。
お揃いでシャンパーニュを。どうやらお食事もまだのようで、この’93のプレステージは若さも残す味わいですので特にイタリアのサルシッチャとは好相性だったかな?
〆は’79のペルナン・ヴェルジュレス。やはりリコルクをしていないボトルは、リスクはありますがその本物の味わいは吸い込まれるようだ。決して高貴なアペラシオンではないもののこれがワインの面白さであり 生命感を感じてしまう。
Sommelier R.Imamura