Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

アリゴテの’86

本日のお昼間もジムに。マシンバイクを漕ぐ際に壁面に添えられたテレビは、地デジ変更の為個々に添えられたものからこの1台に。ですが、音量も消音でしかも正午に8チャンネルにされているのですが正直意味がないかと・・・・・。せめてBSのスポーツにでもされたらと思いますが。その為、またまたアイパットを持ち込んで音楽を聞きながら。そんな気もしておりましたが、やはり気持ちが乗っているときにお気に入りのスピード感のある音楽を聞きながらエクササイズすると何時もよりカロリー消費量が多くデジタルメーターには計上されておりました。
そして、桜の後に開花する小薔薇が自宅裏庭では少しづつ。連休には、自宅は芳醇な芳香に包まれます。
で昨夜のぎりぎりのアリゴテは
・Bourgogne Aligote’86 Robert Arnoux
昨夜も非常に閑散な展開でしたが、滑り込みのような展開でお越しのドクターとお姉さん。ドクターは何時もに増してかなり飲まれておられ、もう少しだけしか飲み込めないご様子。お姉さんは、相変わらず落ち着いおたご様子ですが”つぶやき”をしばしばお読みいただいていると言うことで恐縮いたします。律儀なお人柄と丁寧な対応に流石の一言です。
選択肢は幾つかは提示させていただきましたが、意外な結果でアリゴテの熟成を。
シャルドネほどの高貴な葡萄品種にはなりませんが、優良な生産者は非常に素晴らしいアリゴテも生み出しており。ただ、中々この頃のアリゴテはもう既に残っていることも少なく。常識的にはもう既に飲みきってしまべきものでしょうが、ロベール・アルヌー ヴォーヌ・ロマネのトップ・クラスの生産者なだけにこれもかなり興味本位ではありますが。正直、彼がアリゴテを造っていることも知りませんでしたが・・・・。
香りの立ち上がりは、シャルドネのそれとまた同じようなモカのニュアンスも感じられるスタイルですが味わいはぎりぎりの果実味を湛えておりました。興味深くお飲みいただいたドクターのコメントも同じような印象でしたが、僕的にも非常に良き経験になりました、有難うございます。
またまた、これに懲りずにお待ちしております。
            Sommelier R.Imamura