Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ

本日も睡眠時間を多少削りながらもジムに。風邪による発汗よりも有酸素運動での汗はより気持ちの良いものでしょう。
話変わって年末の映画で、またまたワインを題材にしたものが配給されるようで。確か”約束の葡萄”だったかな?ちらっと紹介されたものを見ただけでしたが上手く聞き取れなかったので。今回はブルゴーニュです、どうたら苦難の末に最上のテロワールを探し出す?そんなストーリーだったような。関西圏は12月の公開のようですので、見れるかな?難しいか。
で昨夜のこちらもブルゴーニュ
・Vosne Romanee Les Chaumes’84 Robert Arnoux
・Clos de Vougeot’82 Henri Raoul
相変わらず動きが鈍いな、そんな消化不良の晩でしたが中盤にお越しの遠方からのリピーターの方からも5Fに新たに出店されたガールズ・バーさんに呼び込みの方々の人数の追加で玄関周りはまたまた苦情の対象に。何時もながら申し訳なく。
後半は何時ものムッシュでしたが、今宵は3番目のと言うのは失礼ではありますが。ご本人の表現でもあり。
お人が変わられると何時ものトーンも大分変られ、それはそれで非常に興味深く個人的には随分楽しませていただき。この辺りも個人差はもちろんですが日本人の女性の奥ゆかしさ?はありありと。
今月はロベール・アルヌーのプルミエが’81’84と2種ご準備出来ており。デザインは何時も通りのエチケットですが、紋章が何時もは青だったかな?そこに多少違和感も覚えながらも難しいヴィンテージの’84を。
やや、面白味の味わいちぐはぐなバランス感ながらも中盤の焦がしたようなエスプレッソのニュアンスに後半の酸の余韻。ヴォーヌ・ロマネの存在感は十分でしたので’84をイメージできる方には中々の優秀な1本。
2本目はグラン・クリュで。お買い得なアンリ・ラウルは、これで終売のボトル。明らかに畑のステージの違いは隠しようが無く、ヴィンテージの意味合いも合わせて今宵は作り手の力量だけでは越えられない壁を。
最も造り手を問われるグラン・クリュの中でのクロ・ヴジョ、腐っても鯛ではないですがボトルの外観から見て取るしかない場合もあり存じていないドメーヌでも価格によってはギャンブルも多少は。

            Sommelier R.Imamura