Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’91’89’74

本日のお昼間は、もう遅いと言われてしまいますが鯉のぼりを。毎年、自宅のベランダに掲げるのですが今年は多少掲げ方を変えて大分鯉の親子が泳いでくれるような形に。強風に煽られるのが嫌で控えめに掲げていた昨年までですが、今年はお天気も良く雲と鯉のぼりのコントラストが素晴らしい。我が子達は余り興味はなさそうでしたが。
で昨夜の久々の歯科医のムッシュ
・Chateau Berliquet’97 St Emilion
・Chateau Clerc Millon’74 Pauillac
・Vosne Romanee Malconsorts’89 Francois Lamarche
・Taittinger Brut’91
連休前の金曜の晩、正直大阪のグランフロントの開業もあり 難しい展開は想定しておりましたが やはり。
中盤からのムッシュは、久々のお越しで。思い出されて色々なお話をされましたが、そうだな昔は薔薇のお花のお土産もお渡ししていたな・・・・・。
グラスでも使用していた、ベルリケの’97はしなやかで且つ熟れたタンニンの味わいが一般的なボルドーの求めるものかな。
こちらもやや久々のムッシュですが、’74でボルドーを。クレール・ミロンの嘗てのエチケットはこれもありのクラシックなデザインかと。味わいは、もちろん難しいヴィンテージ。ブルゴーニュもご提案しましたが、ややご予算も・・・・。余韻にやや苦味も感じえるスタイル、ですがこれもまた’74産まれのムッシュにはノスタルジーかと。
深夜のムッシュは、こちらも久々に。購入された跳ね馬は、どうやらバッテリーはあがってしまったそうで。まま、5度ほど楽しまれたようですのでまだまだお楽しみはお預けで。
’89のマルコンソール、遂に半数ほどは使用するヘビーローテーションでもありましたが若さは否めないものの果実味の詰まった味わいが流石の’89で。
〆はシャンパーニュにてお願いのわがままも。今度のお姉さんは’91で、そんな年齢には見えない大人びたご様子でしたがこの’91のテタンジェは非常に希少なヴィンテージでもあるかと。この’91も6本の手持ちの最後の1本でしたが相変わらず蜜の味わいが甘美で深夜の3人は紫煙チャーチルサイズで恍惚の時間帯だったかと。
                   Sommelier R.Imamura