Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’95’94’90’89’79

ダルビッシュ投手は惜しいピッチングだったな・・・・。高校野球は、ジムから帰宅してテレビを付けると接戦だったのに大逆転をされており最終的には信じられない結果に。
家族の皆さんは所要で、本日のお昼は寂しい食事に。まま、珠にはいいか・・・・。
そして、久々にトライアンフをキックした。花粉シーズンは、大分避けていましたが車検明け1発目でしたがベル社のヴィンテージ・ヘルメットにシールドを付けてマスク、メガネまでして近所を少しだけ。それにしても、バッテリーを新品にするとまるで別物のようにエンジンも軽くかかり。そしてやはり整備が素晴らしく明らかにバイクの調子が良く、整備士もまた職人さんだな素晴らしい。
(ブリーカーズ、ヴィンテージ・モーターサイクル・ショップ)
で昨夜の酔っ払ってしまった晩は
・Flury Doux’95
・Auxey Duresses’89 Joseph Drouhin
・Chateau Coutet’90 Barsac
・Latricieres Chambertin’94 Des Forges
・Pommard Vieilles Vignes’79 Coche Bizouard
久々のお坊さんからお電話が。珍しい展開ではありましたが、エスカルゴを。何のことはないのですが、僕のメニューにはブリオッシュをくり抜いてエスカルゴをブルゴーニュ風に味付けしたものがあり。以前、ご賞味いただいたことで今回はそれも目指されて。
ワインのセレクトは若い女性がおられる場合は中々迷走することも。シャンパーニュでやり過ごす計画が赤ワインなどぐるぐる変わりながらも結局甘口のシャンパーニュの美味しさにOKが出て。それにしてもこのフルーリーの熟成し始めたドゥーはこんな困った時に素晴らしいパフォーマンスを。中々リストに甘口シャンパーニュをお持ちの店舗は見当たらないもので。
続いてブルゴーニュ、何時もはボルドームッシュですがマダムのリクエストでブルゴーニュに。何のことはないワインも幾らかは飲み込まれていることがここで少し解りますが、流石にこの辺りの熟成しあた味わいはまた初体験でしょう。こちらも使い勝手の良いドルーアンの洗練された味わいで。
〆は貴腐を。クーテ、銘柄もご存知でしたがこちらも’90くらいになるとおそらくはご存知のヴィンテージとは色調も全く異なるものでしょう。べっ甲飴のようなとろみの色調で甘美な世界観。
シンガポールからお越しのマダムは、東京でも名前がまず挙がるワインバーさんからのご紹介で。それにしても、この晩もまた改めて ここ塾に通っていれば!と考えさせられ。苦戦を汗だくでしながら最終的にはワインが取り持つご縁と言うものかな。
そして、お強いマダムと結局ブルゴーニュを2本。最初はグラスで楽しまれていたのですが、ゆっくりと共通の話題で時間を過ごすことになりましたがブルゴーニュ・ラヴァーで。
フォルジュのラトリシエール’94、若さは否めませんが愛らしいピノ・ノワールの果実感は流石のグラン・クリュ。ここから勢いがつくのですが。
そして今宵の〆は’79のヴィエイユ・ヴィーニュ。こちらはリコルクものではありますが、それだけにスタイリッシュなバランスの取れた味わい。深夜に流れるゆっくりとした時間の異文化交流でもあり。また、これに懲りずにご利用いたあければ幸いです。
       Sommelier R.Imamura