Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’’85’79

本日のお昼間は、中々ベットから出られなかった。流石に桜の季節は、本の少しですがワインの飲酒量が増えているでしょう。今朝も紫煙を上げる機会もありましたし、肝臓は週半ばではありますがややお疲れ気味です。
それにしても、もう夏日のような今日の日中。もう、半袖のTシャツでも気持ちよいくらいの気候ですが自宅近くの桜は満開を維持しております。今週末までは、見頃が続くようです。機会が有られる方は京都にそして祇園街にてワイングラスを傾けていただければ幸いです。
で昨夜の興味深いテイスティング
・Bollinger Rose
・Chteau Cantenac Brown’97 Margaux
・Henri Giroud Fut de Chene’00
・Pernand Vergeleses’79 Dubreuil Fontaine
・Chateau Grolia’85 St Julien
・Cabernet Sauvignon SLV’85 Stags Leap Wine Cellars
・Chateau Cantenac Brown’97 Margaux 375ml
中盤からお電話にて団体さんが。もう、貸切状態でしたので構わないのですが まあ節操のない展開ではありましたが まま男性陣の欲望は尽きないものです。
桜色のロゼで乾杯をしながら、マルゴー村のグラン・ヴァンの’97を。慌ただしくカナッペやフロマージュの対応をしておりましたので、あっという間の時間ではありましたが。後に同銘柄のハーフとの比較をすることにもなりましたが、評価のまちまちな’97のボルドー 個人的には硬すぎない味わいに好感が。
そんな折にばたばたとしながらもお近くのお姉さんからのシャンパーニュのご依頼。熟考は出来なかったものの豪華な漆黒のケースに仕込まれたフェット・ド・シェーヌ’0を。抜栓為難いのが珠にキズですが。
今年は中途の方の新入社員さんが、非常に好感の持てる方が揃いましたね。そんな方をお連れいただけるのも非常に有り難く。ヴィンテージ’79の彼も早く慣れていただければ幸いです。驚異深いワインの世界観にも浸って頂ければ。伸びやかな甘味のペルナンで。
深夜のお二人、新たに開業された店舗のお姉さんですが やはり狭い街でもあり共通の顧客がおられたもので。’85のボルドーはやはり偉大なヴィンテージ、このグロリアもブルジョアながらもグラン・ヴァンに匹敵する上質な銘柄。サンジュリアンのバランスが洗練されている、やはり珠にはボルドーもよろしいかと。
こんな時に先のお姉さんがお越しに。シャンパーニュのお礼も含めた感じでしょうが、こんな機会だけに’85を合わせてみて。カリフォルニアの’85も上質ですが、このスタッグス・リープもまた贅沢な1本で。明らかにボルドーとは異なる果実の厚みですが、この造り手の味わいはまだまだヘタレることとは無縁のようです。
〆はハーフにて。先のレギュラー・ボトルよりは、愛らしいものでしょうがまだまだこの段階では歴然の差はなさそうです。まま、それ以上に僕ももう酔い初めておりましたので・・・・。

        Sommelier R.Imamura