Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

マグナム

本日は、どうも花粉症で調子が。このところ、少し落ち着いていたのですが・・・・・。
通勤の京阪電車四条通りは観光の方々でいっぱいでしたが、今夜は如何なものでしょう。
で昨夜のマグナムは
・Chateau Cantemerle’67 Haut Medoc
月末の金曜日、期待する動きは中々訪れない展開に野球の開幕も関係するかな?と飽きれる思いでした。
中盤にかけて、こちらの男性陣は今回もお三方にて。お年の頃からしてもワインを楽しんでいただける世代では、かなり年配の方にかんじられますが年に二度ほどですが流石にお顔も覚えさせていただけました。次は秋ですかね?気が早いですが、心よりお待ちしております。カリフォルニアのシフレット エステイト'03でしたが、濃密なパワーは健在です。
もう、月末の作業に取り掛かるところでしたが男性陣に遅れて祇園街のお姉さん方も。相変わらず、お元気な6名様になられたのでマグナムにて。何時よりは、ヴィンテージが大分異なる流れでしたが まま、たまには変化も。
ワインのお勉強もしていた!そんなお姉さんも含まれており、ちょうどよかった気もいたしますがお電話が。おそらくは、フェイスブックにアップされたのでしょう 世間の狭さと偶然の恐ろしさも感じました。
5級の最後尾に付ける、カントメルル ツグミがさえずる森 という名を冠するシャトーなだけに愛らしいシャトーのエチケットではあるのですが・・・・。
’67は中程度の出来のヴィンテージですが、マグナムのポテンシャルを遺憾なく発揮する味わいで。香りはもちろん開ききるくらいの拡がりに、ゲストの皆さんも第一声から これは?と何時もとの世界観の異なる様子を感じ取られたのでは。プルーンのコンフィチュールのような過熟された味わいにも感じられ深夜のヴィンテージの複雑さを。

            Sommelier R.Imamura