Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

遠方より

休日は月末の作業の祇園街界隈のダイレクトメールのポスティングに。流石に満開の桜を求めてお越しになられた方々で普段はお昼間はまばらの人影も随分と。何よりもシトロエンの駐車場が、この時期は心配でしたが店の斜め向かいのパーキングが1台分だけ上手いこと。花粉症と戦いながらの1時間半でした。この日の祇園街には警察の方や消防車などお花見以外にも賑やかだったな・・・・。
その後は、連れ出されたのはもう大阪?のコストコに。噂には聞いておりましたが、凄まじい巨大な倉庫の量販店でした大量購入によるコストカットですかね随分お安く。それでもお会計は、普段のお買い物とは比較にならない大きな額にはなりましたが・・・・。食材も面白いものが沢山でしたが、月に一度が限界かな?
そして、予想通り今シーズン最高のきつい症状が夜中に出て深夜に鼻をかむ1時間で・・・・。
で先週末3月最終のワインは
・Puligny Montrachet Sous Le Puits’99 Louis Latour
・Chateau Cantenac Brown’97 Margaux
・Auxey Duresses’89 Joseph Drouhin
桜満開の週末は、期待もするのですが ほどほどの展開だったのかな?手に負えないくらいの思い出も数年前にはございましたが、前半からお越しの方も含めてゆっくりと時間は流れて。
若いカップルさんは、何処かしら馴染みのない方からのご紹介だったようですがこれはこれで非常に有難い。ひょっとしたらポスティングの効果もあったのかな?
ルイ・ラ・トゥールのピュリニのプルミエ、こちらが今後はブルゴーニュのグラス・アイテムにもなりますが今回はボトルにて。それにしても、お若いお二人ながらもあっという間の飲みっぷりにやや驚かされました。濃密ながらもバランスの取れた洗練された味わいがこのメゾンらしい。
こちらも年に2度ほどのご利用のムッシュは遠方から。やはりこの時期のご利用は、そんな方々のお顔も思い出すものです。やや、お人数も増えられましたが皆さん税理士さんの集まりだったのですね。色々教えていただけて有難うございます。
ボルドーブルゴーニュを纏めてでしたが、マダムの苺の香りがする赤ワイン!とのフレーズに最初は嫌な予感もござましたが、何のことはない飲み込んでおられる方でしたね。
穏やかなヴィンテージとも言われる’97のカントナック・ブラウンですが、流石に’89の熟成したオーセ・デュレスと比較すると非常にしっかりとしたボルドーの力も。
まあ、それ以上にドルーアンの熟れたラズベリーソースの味わいはステージが違いますが。

           Sommelier R.Imamura