Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

イタリアも

本日のお昼間もジムに。バスパ100ccのエンジンをキックしながらも、寒い時期は中々始動しないことも。ふと、見ると粉雪舞う京都でしたがやはり積もるまではいかないな・・・・・。
また、本日はワインではないですがフロマージュが届けられ。どうかな?月に2回ほどではありますが、東京を経由してお届けいただく美味しいチーズです。今回のお支払いは福澤さんが4枚ほどで、中々の高額なのです。まま、今回は年に1度の特別な陶器入りのスティルトンが含まれていたので。このスティルトンウイスキーカルヴァドスで洗いこんでおり昨年は非常に美味な思い出も。もう少し寝かせたから皆様のフロマージュ・プレートに添えさせていただきます。
で昨夜のイタリアも久々に
・Pernand Vergelesses’90 Louis Jado
・Amarone della Valpolicella Classico’96 Allegrini
・GAIA & REY Chardonnay’01 Gaja
この週末にかけて京都は、全国からJCさんの青年会議所さんが席巻するお店も有られるかと思いますが僕のカウンターは昨夜は特にそんな動きは感じられず。まま、昨年も毎年お越しの方々のお越しはありましたが 他所さんほど賑やかにはならないもので。
今年はもう既に顧客のJCさんがたはご卒業されているかと思われます。寂しくなるのかな・・・。
で、昨夜も連夜のご利用のドクターはお疲れのご様子の中でもしばしの飲み友達状態に。’90のマダムも今宵もご一緒でペルナンを。比較的、やや酸が立つエリアながらも流石の’90と言った感じの味わいで甘味の凝縮感が主張します。まだまだ、若さも残るこのヴィンテージですが素性の良さは相変わらずで。
こちらも深夜のお漬物やさん。久々のお越しではありましたが、何時もながらの美女を伴われ気さくな時間を。
予てからおっしゃられていた銘柄のアマローネ、確かに個人的にもイタリアワインの中でもピエモンテトスカーナと続いて忘れてはならないエリアのヴェネチアの名醸ワインです。この96のアレグリーニもまだまだ熟成はしていくものの、やっと飲み頃も迎え始め濃密な果実のレチョートでもありながらしなやかなタンニンのスムーズな飲み口に美しいバランスを感じさせられ。
もちろん贅沢に仕上げられた逸品であることは間違えない。だって干し葡萄からワインを造るのだから。
そして〆は白をハーフで。このところ白が苦い!とのことでしたので、このイタリアの銘酒でしたら苦いなんてことは有り得ない。希少な白のハーフですが、最後の1本もお届けすべき方にお届け出来たかと。シャルドネのとろける甘味は正にイタリアン・シャルルマーニュ、やや市場では彼のボトルの価値にも陰りが見えてきたようにも感じられることもありますが それでもやはりイタリアの帝王であることには間違えない品質です。    Sommelier R.Imamura