Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

”たまたま”って


本日のお昼間は、次男とフロマージュの大切なお供の巣蜂蜜を買出しに。週末の京都のお昼間は、かなり車がいっぱいで混んでたな。何時もの思う通りの時間ではない所要時間でしたが、ついでに店舗の玄関周りの掃除もしっかりと。残念なことに、何時もながら心無いタバコの吸い殻や ゴミが沢山・・・・。まあ、おそらくは世界観が異なる方たちもビルのテナントにはおられるので致し方ないですが もっと心して管理をしないといけないな。イタチゴッコではあるのですが・・・・・。
で昨夜の”たまたま”っては
・Bourgogne Haut Cotes de Beaune’95 Jayer Gilles
・Chateau Rol Valentin’02 St Emilion
開店間際にお越しの、葉巻屋さん。今回は、葉巻では無く いただきものになるのですが”たまたま”なる3Lサイズの金柑を。中々このサイズはお見かけしませんよ!大きすぎるし。
宮崎産の綺麗すぎるほどの この果実は そうだな〜生ハムなんかに添えてお出ししても 美味しいんじゃないかな?何時も有難うございます。
僅かな時間ながらも、今回もわがままにお応えいただき。オート・コートと言う辺境のエリアながらも、この優良な造り手の白の’95は そろそろ酸の角が取れはじめ 優雅な甘みを帯び始めており。お食事までのお時間に、ボトルは少し残ってしまいましたがアペリティフには良かったかな?
また、ワインのトレードに’93をご所望され ボルドーの赤のサンテミリヨンのアンジェラスのセカンドのシャペルを。意外に手持ちの’93のブルゴーニュなどが見つからず・・・。それにしても、もう’93産まれの方々もご活躍の祇園町です。ちなみにいただいたワインは’98ですが、イタリアの帝王ガヤのソーヴィニヨン・ブランで。これですら、福沢さん1枚でも足りない原価とは・・・・・。
深夜の男性陣は、またまた久々で。年に2度ほどのムッシュ達ですが、何時もながら仲良しで何時ものお三方。60代後半の愛らしさすら感じさせる皆さんに、こんな暇な週末の晩にも心温かくさせられます。
何時もながらチーズに巣蜂蜜をたっぷり堪能されましたが、世界遺産の街、サンテミリヨンのハートのメルローに今宵の〆を。
                    Sommelier R.Imamura