Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Trapet

休日は選挙に子供サービスに車検からの受取とバタバタと。花粉をまたもや大量に浴びたのも間違えなく、またもや今週も深夜に起きては鼻水との戦いです。
それにしても、御年45歳のトライアンフのボンネビルヴィンテージ’66は丁寧に手を入れていただいた伏見のブリーカーズさんのお陰でキック1発始動に気持ち良い吹き上がり!やはり何でも愛情を持って接してあげることが大切かと。入れ替わりに納庫されたベスパも良好な状態で戻ってくることを楽しみに。
ただただ、トライアンフはエンジンのオーバーホールが望ましいタイミングが迫っているようです。
で先週末の興味深いワインは
・Gevrey Chambertin’90 Rossignol Trapet
・Gevrey Chambertin’85 Louis Trapet Pere et Fils
・Chanti Classico Riserva Rancia’86 Felsina
・Chablis Butteaux’00 Francois Raveneau
桜も満開の中、何時ものムッシュは今宵は久々のマダムと。今宵はヴィンテージ違いで。二つに分かれてまた味わいにも変化も生まれるでしょうが、やはり個人的にはままヴィンテージの問題もあったり熟成感の好みもあるでしょうがジャン・ルイの方が。当たり前ですが、全体の纏まりと余韻の優雅さに明確な違いを感じさせられます。もちろん、他方も十二分に楽しい贅沢なジュヴレには変わりないのですが。
連日のお越しとまた”都をどり”の激務の中お越しいただけた何時もの芸妓さんの遅ればせながらのお越しも。
キャンティ、偶にお話に出るのですね。まま、愛らしいランクの銘柄ですがこの銘柄の中にも素晴らしいボトルもあるのです。もちろん熟成したもので、その飲みごろも意識された造りではあるのですが。フェルシナのランチャ、一見ボルドーにも見劣らない力強さに滑らかさも備わる上質な1本かと。
もう少しの何時もの白は、シャブリの古典的なドメーヌ・ラヴノー。やはり彼のプルミエは10年ではまだまだ強固で。ミネラルに支配されながらの大ぶりなバトーはシャブリの意味合いをまた、思い出さされた気が。

            Sommelier R.Imamura