Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはり医療関係か

本日のお昼間と言うか朝方から・・・・。長男の学芸会に。9:00スタートで演目は2番目でしたので、本当に9:00には小学校の体育館におりました・・・・。眠たい。
しかも次男の幼稚園はバザーと我が家は朝からバタバタと。僕は学芸会から幼稚園まではミニで送りだけでしたが帰宅後は僅かな睡眠も。
そして、本日はお昼すぎから見たいテレビドラマがあったのです。ケーブルTVで流されるAXNミステリーチャンネルにて”ワイン探偵 ルベル”なるフランスのテレビドラマですが、ボルドー在住のワイン醸造管理士(エノロゴ)ですね、が本職ではないのですが殺人事件を解決する もう何でもありだな?のストーリーでしたが右岸のシャトー・パスキンなる銘柄が。非常に高価な銘柄らしいですがここはフィクションかな?聞いたことがないような・・・・・。ヴィンテージに関しては’42’43が掛け合いに出され’43の賛美に比べ’42の難しさを問う点などはリアル感も若干だけ。まあ、フランス版船越さんみたいなもんかな?2時間番組は僕にはやや退屈なものです。やはりそう考えると映画は上手に作られてるな。来週も土曜日に放映予定ですが。
で昨夜のカウンターはやはり医療関係の皆様で
・Bourgogne Les Champlains’92 Simon Bize
・Pommard Les Noizons’76 Jean Michelot
どういった形でもご利用は非常に有難い。やはり、特に前日に閑散さに喘いでいると正にそんな感覚にも。前半から結局立ちっぱなしでお料理にも。お陰で今年も手荒れは中々の辛さではありますが、いつぞやの女医さん曰くこの仕事をやめない限りが完治はしないとのこと。まま、頻繁にハンドクリームで乾燥を癒します。
中盤からのドクターも非常に久しぶりで。今年もご利用回数は激減ですが思い出していただけるのはそれはそれで有難い限りです。お忙しいのも良く良く解りますので。
ビーズの’92のジェネリックですが、これもまた’92ヴィンテージの熟れた味わいと村名クラスかとも思わせる上質なもの。流石の一言です。
赤もお利口なジャン・ミシュロ、何処かしらの段階でリコルクは為されているのでしょうが綺麗に浸透する赤ワインの液体がコルクに染みているあたりに一体何時リコルクしたのかな?余りにも早すぎる気もいたしますが、まま現段階では有難い存在のラインナップです。それを証拠に今回も’82が入荷されましたが記憶にあるだけでも’84’82’80’77’76’74’73’71’69’66’64’62’61までお買い得なポマールがございました。中には硬さを残すヴィンテージもございますが、それもまたワインの面白さかな?この’76は柔らかく芳醇、やや酸が残るかな。

                         Sommelier R.Imamura