Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

祝杯も

本日のお昼間もジムに。その後はまたまたケーブルテレビの映画鑑賞でしたが、何となくちらほらと見ていた作品名は忘れてしまいましたがジョージ・クルーニーが口説く未亡人役のキャサリン・ゼタ・ジョーンズのテーブルに運ばれたシャンパーニュはヴーヴ・クリコのラ・グランダム’90で。ウェーターは’90のヴィンテージを強調したような口調でしたがヴーヴとは。まま、離婚で財産を増やす手口の彼女には関係ないか・・・・・。
そしてワインの入荷も少しだけ。久々のジョルジュ・ノエラですが全て1本づつで、’79のヴォーヌ・ロマネのボーモンがマグナムとレギュラーも。同じく’79でニュイ・サン・ジョルジュのブド。後は’74のヴォーヌ・ロマネのボーモンと今回も熟成の逸品を。ただただ、リコルクものですが・・・・・。
で昨夜の祝杯のシャンパーニュにお心使いのムッシュ
・Lanson Gold Label Brut’96
・Pommard Les Epenots’77 Joseph Voillot
前半から縁のある彼が。まま、未だオフレコでもあるでしょうからですが取りあえずは目出度いことですので やはりシャンパーニュを。
ランソンのゴールド・ラベル、’96は綺麗な熟成感が感じられる飲みごたえのある段階に入っており。色々なおめでたい事が重なっておられ、僕から何かとなると やはりシャンパーニュだよな。まま、’96の穏やかな1本ではありましたが また改めて。
深夜のムッシュは前夜にややニアミスがありましたが、連夜のお越しに頭が下がります。また、ご提案ではありましたがお手洗いの件は早急に手配いたします。
そして今宵のブルゴーニュは’77から。優良な造り手のジョセフ・ヴォワイヨだからこそ 信頼出来るこの難しいヴィンテージ。リコルクも有ってワインはまだまだ若さすらありましたが、そんな思いもありましたので自宅地下セラーで数年この晩の出番を待たせました。まま、それだけブルゴーニュのオールドの手持ちも徐々に12月から考えると減少しているのも事実かと。
艶やかな果実味に上質なムスクの香りがふわりと上がる洗練されたもの。不作と諦めずにトライしていただきたいヴィンテージかと。
                   Sommelier R.Imamura