Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

深夜のバタバタ

本日のお昼は、どうも二日酔いの症状が隠し切れない感じではありましたがジムに。血がドロドロに為るような気がしたので、スポーツドリンクを煽るような形で。朝方まで飲むとお昼に目が覚めてもどうもワインが残っているのです・・・・。
また、今日で2月も終わります。お蔭様で何とか何とか今月も乗り越えることが出来ました。これも一重に顧客の皆様のお陰です、この場をお借りして感謝の気持ちを。まま、今月はワインのお支払いが比較的少なかったのも要因でしたが3月の気配と共にまたまた多数の業者さんからのセールスが届いております・・・・・。
で、昨夜の深夜のワイン達は
・Chateau Calon Segur’92 St Estephe
・Luce della Vite’94 Mondavi & Frescobaldi
・Pommard’71 Jean Michelot
・Chambolle Musigny’76 Louis Latour
日が変わる頃までゆっくりとした動きに2月の様子が見て取れますが、動きが出だすとご常連の方々が偶然にもなるものです。
先日のお誕生日を祝う形のご利用になられましたが、気が付けば同級生ですね。お二人ともスリムな体型が羨ましいです。
’90年代の中でも難しいヴィンテージの’92ですが、このセギュールは中々柔らかくしなやかな味わいに熟成しており。この’92も1ケースを仕入れたものですが、これで後ストックは1本になってしまい。やはりこのハートのエチケットはこんな形で日々抜栓されていくものなのです。
両手に華のムッシュでしたが、今宵はこの葡萄の樹の光のファースト・ヴィンテージと思っていましたが’93が存在するようで・・・・。まま、それでもこの’94も綺麗に熟れてきておりデキャンタージュで滑らかに。祇園町のお姉さん方は、このルーチェはおそらく2000年以降のボトルを飲み込まれているでしょうから最初は却下をされたのですが敢えてお試しいただくことで好ましい結果を。
珍しく酔っておられましたが、結局朝方まで2本のブルゴーニュを。’71のジャン・ミシュロのポマールは、リコルクものですが気が付けばもう半分のストックを使い切り。まま、こちらにもご評価いただけたかな。
2本目はお近くのワインバーのマダムも合流されたことで’76を。こちらはリコルクは為されていないオリジナル。やや、未だに酸が高く残るのもまた’76の特徴で。ニュイとボーヌのキャラクターの違いも明確に感じられますが、この辺りから大分僕もご機嫌になっていたかもしれません。

                     Sommelier R.Imamura