Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

気がつけば9:00

休日は実は来年の4月に愛車のミニの車検が切れることも理由で車の買い替えも考えておりましたので試乗に。土砂降りの雨でしたが、実はそろそろエコで行こうかな?と密かにプリウスを考えておりました。ですがですが、残念なことに自宅伏見稲荷の狭い狭い自宅ガレージへと繋がる90°の直角の路地にミニよりも90cmほど長くなるプリウスはバックでもぎりぎりしか侵入出来ませんでした。
慣れれば可能と言えば可能なのかもしれませんが、流石に運転する機会は非常に少ないものですが毎回ご近所さんへのストレスも考えるとネガティブな気持ちにも。車自体は中々素晴らしく静かな車両で素敵ではありましたが、何しろ流線型なデザインで運転席から車両の鼻が見えないのも狭い路地では危険なような・・・・。もう、少し考えるか・・・。
で先週末の気がつけば朝の9:00を超えていた晩は
・Corton Clos de la Vigne au Saint’00 Louis Latour
・Corton Charlemagne’94 Louis Latour
・Chateau Camensac’02 Haut Medoc
・Chianti Classico’98 Castello dei Rampolla
・Cabernet Franc Asuka’09 Kenzo Estate
・Moet et Chandon Dry Imperial’71
・Hermitage’91 E.Guigal
・Initial Jacques Selosse
とにかく後半が素晴らしく何時ものムッシュ紫煙を上げながらの素晴らしい時間を先週末も。
中盤からやっとのことで動き出した土曜の晩でしたが、ルイ・ラトゥールの赤と白のグラン・クリュで。どちらかと言うと世評は白のほうが受けの良いドメーヌではありますが、個人的には赤も扱い易く愛らしいブルゴーニュの逸品をリリースし続ける造り手かと。
まま、どちらもグラン・クリュであることも多いな要因ですが順番からしても白が後に抜栓させられても問題ないところからしても今回は’94がややおお振りだったかな。
後半は様々な顧客の層でしたが、やや連日のドクターは煽られてしまったかもしれません・・・・。
柔らかくも僕の手持ちの中では角の立つカマンサック’02にランポッラのキャンティ・クラシコ’98もまだまだがっちりさも残す味わいで。
偶々の話題になったケンゾー・エステイト、唯一の、未試飲のフランの明日香’09を試しておこうという意識もありましたので。こちらもフランながらもやはり上質な大振りなワインが見て取れます。
そして朝までコースのムッシュとは今宵もシャンパーにゅからスタートで’71のモエのオールドを。もちらも完全に泡は消え失せておりましたが濃密なシェリーの味わいはやはり。
赤はギガルのエルミタージュ’91で、ロティの三銃士の存在もおっしゃられましたがこのエルミタージュの人気のアペラシオン。このあたりはもうブルゴーニュにも負けず劣らずで。
〆はセロスのスタンダードながらも当然のようにブラン・ド・ブランの凛とした姿で。サロンとは違い本当に滑らかな果実味がセロスは上手だな。このキュヴェは本当に早くから楽しめる。
完全に酔っ払いでしたが・・・・・。
                         Sommelier R.Imamura