Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

10月の声

本日のお昼間は、はっと10:30頃に目が覚めたので散髪屋さんへお電話を。やっとのことで12:00からの予約が取れさっぱりとしてもらえました。
ですがですが、気持ちよくトライアンフのアクセルを開きながらも実は6:00頃まで飲んでいました・・・・。やや、酔ってるなの感覚があっただけに場合によっては飲酒にあたる状況でもあったかと。ダメですね。
で昨夜の10月の声をやっとのワインは
・Puligny Montrachet Chanp Gain’89 Louis Jado
・Chambolle Musigny 1er’76 Joseph Drouhin 1500ml
・Perrier Jouet Belle Epoque’90
・Latricieres Chambertin’73 Camus Pere & Fils
それにしてゲストのご来店は集中されるもので。有難い限りではあるのですが、思うところの対応をさせていただけない情けなさに申し訳なく。これに懲りずにご愛顧いただければ幸いです。
久々の芸妓さんが何組かの晩ではありましたが、温習会の期間中だけに皆さんお疲れも束の間かと。
今朝、帰国されたムッシュもお昼の温習会を観劇されたようですがそのバイタリティに頭が下がります。ジャドのシャン・ガンの’89は、やはりと言いますかとろける濃密な蜜のシャルドネはグラン・クリュの世界観に後もう少しだ!そんな味わいに憂いは晴れる思いで。ちなみに今年もジャドのヌーヴォーの3Lを2本ご予約いただいております。ゴルフ場へのお届けですが、正にもってこいの新酒に大容量ボトルかと。
後半の久々のムッシュは今宵も団体さんで。今回は社員さんがたではなかったのでご接待も兼ねたような。お席が分かれてしまう状態に申し訳なくも。ドルーアンの希少な熟成のマグナムは’76で。淡く伸びやかな果実味にドルーアンもまた安心感の優良ドメーヌ。
深夜のムッシュは、相変わらずお話相手に色々勉強になります。結局、シャンパーニュ1本の〆の予定もブルゴーニュまで。
やはりこれもまた’90のゴージャスな豊満な味わいに先の’04とは全く異なる世界観。やはり最低でも20年は必要なタイムラグかと思われます。
カミュのラトリシエール、’73は少しながらも贔屓目に見てあげましょう。ですがですが、グラン・クリュはその力を遺憾なく発揮するものです細く繊細な線を引きながらも後半にかける余韻もまた美しく。個人的には評価をすべきこちらも優良な造り手かと。

                  Sommelier R.Imamura