Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

こちらも久々の

不具合は仕方ない、出勤時にポストに届けられていたダイアナ・クラールの新譜のCDはプレイヤーを回りきらない。セクシーなジャケットの表情からも今回も楽しみにしておりましたが、交換の手続きの間はしばしの我慢になります。今時、変わらずCDを購入し続けること自体が間違ってるのかな?
また、店舗入口の非常口の証明の電球も切れていた。まま、大したことではないのですが個人事業主は一人で全ての雑用もこなしていきます。実際には自宅の照明なども球切れすれば交換するので当たり前ではあるのですが・・・・。
で昨夜の久々の方も
・Volnay’97 Nicolas Potel
・Les Fiefs de Lagrange’90 St Julien
地味な展開ではありましたが、10月のスタートから考えるとやはり顧客の皆様が少しでもお越しいただけることには意義があります。
次男の幼稚園のお友達のお父さんのお越しに身内の方のご不幸をお伺いしましたが、最近はそんな難しいお話もしばしば聞かれることも。年齢的にもそんな時期にさしかかっているのかもしれません。医療的なトラブルのお話にも慎重に受け答えすべきですが、いずれにしても個人的には親孝行を可能な限りしておかなければ。
フランスから一時帰国されたムッシュは、そうだな考えればもう3年ぶりくらいになるのですね。確か祇園祭の頃に浴衣姿でのお越しでしたが、そんなシュチュエーションも記憶に残ります。
結局、ルイ・ラトゥールのムルソー・ブラニ’00にこのポテルの’97ヴォルネイを飲み込まれることになりましたが中々フランスでもこう言った銘柄を飲み込む機会は少ないようです。確かに輸出市場を見つめる造り手達のボトルは海外市場の方が見かけるものでしょうから。
ポテルの’97も少し休ませていただけに大分余韻の拡がりにスモーキーなニュアンスも。
深夜の男性陣は珍しく綺麗どころのご一緒がありませんでしたがたまには真面目なお話の内容にも興味が。ラグランジュのセカンドは’90ともなればファースト・ラインの並みのヴィンテージをも平伏す味わいも。ほろ苦い余韻に大人の時間を約束してくれるボルドーの名醸ワインのひとつかと。

                      Sommelier R.Imamura