Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Oregon Pinot Noir

本日のお昼間は、備品の購入を。ワインの空きボトルやワイン自体のお持ち帰りなども珠にございますので、やはりワイン用の紙袋は必修なアイテムかと。合わせて領収書や伝票など細々ですが、単発では大したことはないのですが、長い目で見れば小さなワインバーでも結構色々な経費が掛かっているものです・・・・。
でその後はそんな経費なんて何処吹く風くらいの数字が提示されるのです、シトロエンのディーラーにちょこっと寄り概算でのお見積もりで昨日の擦りキズを見てもらうのですが まま流石に福澤が軽く軽く見られるような数字が提示されるのです・・・・。うーん、やっぱり車産業は大きな業界だな。まま、フェラーリやマセラッティに比べれば大衆車のシトロエンはまだまだ可愛いものでしょうが・・・・。
で昨夜のオレゴンの珍しい熟成のピノ・ノワール
・Chateau Camensac’02 Haut Medoc
・Latricieres Chambertin’94 Des Forges
・Oregon Pinot Noir’91 Drouhin
ゴールデン・ウィークの悪しき展開は相変わらず抜けきらない感じではありますが、この週末も雨も合わせてゆっくりとした展開で。
このところ思い出したようにお越しの弁護士の先生、ママさんのご相談にも乗られておりましたが そこはもちろん無料のようで。柔らかくも骨格のしっかりとしたオー・メドックのカマンサック、’02もこれで最終の1本でしたがボトルにグラスに活躍の幅は広く。ボルドーの値上げは変わらず続いております、格付けシャトーはその対象の最大かと。
今週末は学会があられるようですね、2年ぶりになられますが思い出していただけて幸いです。こちらも複数回お越しでそのお人柄が見える方は覚えているもので。まま、バイパーにお乗りの方というのも珍しくて覚えやすく。
’94ながらもグラン・クリュは流石の味わいです。ラトリシエール、豊満な果実味がその素性を表現します。
深夜のマダムもご無沙汰でした、美味しいワインを飲みたい時は!そんな台詞は非常に光栄です。本当に美味しいワインは?それぞれですが、考えさせられるし皆さんも実際に考えていただきたい!
イメージは確立された感のあるオレゴンピノ・ノワール、ですがこの年代のボトルは希少かと。しかも今回は’88’89’91’92と手に入っておりテイスティングも兼ねた今回の’91は甘味をたっぷりと蓄えた想定通りの味わいで。ドルーアンが早い段階からオレゴンでトライしたこのドメーヌですが、やはりブルゴーニュとはスタイルが異なるのは当たり前か。まだまだ若さは残すもののアメリカン・チェリーの季節が待ち遠しい!そんな味わいかな。
              Sommelier R.Imamura