Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ピンクのハートのエース

本日も舌の口内炎に悩まされており。お薬も購入したのですが、患部に塗り付けても直ぐに取れているような感じで効果の程は良く解りません。しばらくの間は悩まされるのかな・・・・・。
昨夜は本当お話も微妙な感じで、結局有難い限りですがゲストが途切れずに朝方まで。途中からは、舌の痛みなどかまってもおられませんでしたがワインのアルコールのお蔭で後半は忘れさせてくれていましたが。
で昨夜のピンクのハートのエースは
・Sarget du Chateau Gruaud Larose’96 St Julien
・Volnay’89 Louis Latour
・Armand de Brignac Rose
前半からパタパタとグラス・ワインのゲストが入れ代わり立ち代わりの展開は、祇園祭の影が見え隠れ致しますが週末の展開が気掛かりです。
ですが、やはり結局は本番は深夜1:00を回ってからの現実です。
浴衣では無いですが、何時もながら艶やかなお着物姿のお姉さんですがヴィンテージ’88とは知りませんでした・・・・。
ボルドー2級のグリュオ・ラローズのセカンドのサルジェ、’96ともなれば飲み頃も意識されますがグラン・ヴァンにも劣らないしなやかなバランスの良さは今まさに楽しい1本かと。
今年もソムリエ協会の認定試験が近づいておりますが、ぎりぎりで願書を送られたそうですが残すところも僅かな日数ですが頑張りましょう。
こちらはヴィンテージ’89のお姉さん。祇園町の年齢層も最近は本当に’70年代が少なく成りつつ。’80年代も後半の方が多く目立ちだしワインの熟成感とはやや裏腹ではございます。
未だに若い果実の味わいが感じられるところも残るヴォルネイですが、それも’89と言う優良なヴィンテージの証かと。ですがこれも今宵は前座になりました。
ひょんなことから、この煌びやかなパッケージ・ボトルの話題になり。これもまた祇園町らしいな!とも思いましたが、個人的にはこの価格ならば他にも沢山の非常に熟成したシャンパーニュはリストに並んでおりますが。ただ、お好みとおっしゃられればそれはそれで素晴らしい。試験勉強も頑張っていただくお約束で。
瓶熟を僕のセラーで1年ほどはしたのかな?大分、しっとりと落ち着きを見せかけておりましたが繊細な甘みも持ち合わす辺りが価格に反映されているのでしょう。ボトルのデザインがフューチャーされることがほとんどでしょうが、微妙にカウンターの中でも祇園町のお姉さん方の色々な思惑も見え隠れしていたような気も・・・・・。

                       Sommelier R.Imamura