Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03’00’83’76’73’49

休日は何のことは無いの、車検にディーラーへ。お天気の心配は、考えすぎではあったのかもしれません。寒さは強烈でしたが、関西の中心部だけは本当に僅かな。
あっという間の3年間でしたが、もう暫くはフランスの大衆車に頑張ってもらおう!ちなみに代車は、こちらもフランスの大衆車のプジョー。個人的にはエンブレムがいかにもで、やや?なのですがスポーツタイプは かっこいいのですが。
で 先週末の 後半だけはの
・Dolcette della Lange’76 Angelo Gaja
・Valpolicella Valpantena Recioto Bertani Tipo Amabile’49 Bertani
・Amarone Recioto della Valpolicella’83 Santi
・Leroy d’Auvenay Bourgogne'73 Leroy
・Sarget de Gruaud Larose'03 St Julien
・Lanson Noble Cuvee Blanc de Blancs’00

待ち人気足らずの展開は、1月の本当に 苦戦を溜息のように。
動きは結局 オーストラリア・オープンを見ながらの流れから。まま、1時以降のご予約はありましたので 金曜と流れは同じような感じではありましたが JCさんがたでは無かったということくらいかな。そして、朝方までの長い長い晩になったと言うことくらいで。
今宵は、ソムリエさんも伴われてのお三方で。ガヤのテーブルワインの規格のこのドルチェット。以前は’80年代はお楽しみいただいた記憶はあるのですがこの'70年代はお初でしたので。最後の1本が残っていて幸いでした。
このドルチェットもまた ヴィンテージのポジティブな点が明らかに。ブルゴーニュ・タッチの優雅な逸品。
2本目は、お持ち込みの際物で。'49と言うのもですが このレチョート シャンパーニュのボトルに仕込まれており。記載事項からは甘口のヴァルポリチェラのようなのですがお初の体験の銘柄でもあったので。僅かに泡が残る抜栓時の プスッと言う音と共に。
結果的には、ごり押しのお遊びの'83のレチョートと比較すればするほど この稀有なベルターニの素晴らしさが。まま、ポートのスタイルですが。ちなみにサンティは 完全に難しい段階に・・・・・。
〆は、これまた甘えてしまいましたが これもまた希少なルロワの。'73と言うことで 苦言はありましたが これはまた流石の逸品のブルゴーニュ・ルージュ。ドーヴネの記載が、興味をまた そそらせるものですが そのポテンシャルも またゴージャスなもので。やや、進み気味な味わいは 見え隠れしますが この規格のものとしては絶品のピノ・ノワール
こちらは珍しく女性陣でのお姉さんでしたが、長い晩のお付き合いにも。サルジェの'03は、大分落ち着きを感じさせる段階でボトルの中で ゆっくりと その味わいの成分が馴染んできている。
〆は、こちらはシャンパーニュ。このランソンのブラン・ド・ブランの残りも2本のみ。ですが、色々な意味でもお勧めだな。やや、若さも残りますが 現実的な価格で 少し熟成感を感じさせてくれる贅沢なシャルドネのみで仕込まれる ボトルは これも希少なものに。
明るい日差しが既にの時間で、1階で牛丼を食べてしまった・・・・。
Sommelier R.Imamura