Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’03’97’93’83’73

本日のお昼間は、二日酔い覚ましに 愛犬の散歩にも 這うような・・・・。
本来的には それくらいで?では ありますが 少し早めに出勤をしてお片付けも の本日のスタートです。
で 昨夜の素晴らしきワインですが 不本意な対応に これもまた反省の晩は
・Bollinger La Cote aux Enfants'97
・Pommard Le Clos Micault'73 Parent
・De Venoge Grand Vins des Princes'93
・Chateau Sociando Mallet'04 Haut Medoc
・Sarget de Gruaud Larose'03 St Julien
・Taittinger Collection'83

何とも 僅かな組数のゲストながらも 最終の久々のドクターに対してお相手が ほとんど為されなかったことが 心残りで。こんな時に サポートのスタッフの必要性を感じるのですが 中々難しく。
久々の東京からの顧客は、今宵も素晴らしく。
ボランジェの赤は、コトー・シャンプノワと言う企画のものですが 上質なピノ・ノワールを持つ造り手だけに 赤も造りたいのは理解出来ます。大分 酸の味わいもまろやかさを 持ち始め スタートには よろしいかと。そして比較対象になってしまいましたが。
2本目は、ぐっと熟成感を持つ'73のパランのポマールを。これは 正に飲み頃の 上質なブルゴーニュの南の味わいを。そう言えばの やや地味な存在のドメーヌのパランですが モノポールだったんだな、改めてこの手のボトルの希少さにも抜栓後にまじまじと。
紫煙を上げながらも 結局は シャンパーニュで〆を。若さは否めない'93ですが 流石のプレステージ ふくよかさは持ち味で。
こちらも久々の 皆様でしたが やはり お料理に手を取られてしまい。有りがたい限りですが 辛うじての対応にも。
しなやかさが持ち味のボルドーの 上質なシャトーのひとつの ソシアンド・マレは やはり 感心する味わいかと。結局は グラス・アイテムではもったいないくらいの 上質な クリュ・ブルジョアかと。
お食事をしながらであれば やはり 足りない酒量に サルジェも開けられ。新旧グラス・アイテムでしたが やはりセカンドと ファーストの違いが見て取れるかな?ヴィンテージの違いもありますが モダンな造り手の 意識も感じられる。
そして 久々のテタンジェ・コレクション、パッケージが仰々しいのですが 中身は しっかりと熟成感を。連夜の素晴らしきシャンパーニュの熟成は 正直 たまらない 美味しき時間で。ですが、お相手を出来ず お土産までいただけたのに 心痛い 難しい対応になりました・・・・。これに懲りずに またまたお願いいたします。めったにない ことではありますが お話が まだまだいっぱいあったのですが。
Sommelier R.Imamura