Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

セカンドならば

本日のお昼間は、相変わらずの口内炎の痛みを感じつつも電気屋さんへ。実は店舗にて使用していたデザイン家電の電話機が早くも調子が悪くなり。確かまだ1年も使ってない気がするのですが・・。
まま、今更コードレスでもなく着信音はちゃんとなるのですが相手様の声がこちらに届かないのは事業主としては有りえないことだけに。アマダナ製の受話器の手持ち部分に革が巻かれた感じは良いものだったけれども、やはり使用出来なければ問題外で。
ですので結局シャープ製の最も簡素で安価な電話機に変わりました。微妙に白のカラーは展示品しか在庫が残されていなかった為随分お安く手に入れられたことも有難く。
で昨夜の洗い物の山は
・Lucente la Vite’95 Frescobaldi & Mondavi
何とも意外にも前半から汗だくで何度もフライパンを振りながらオーブンにコンロの火口は3つがフル稼働の状況に。まま、祇園祭の流れもあり浴衣のお姉さん方の艶やかなカウンターに。それでも大変だろうなご同伴ではワインの量はセーブされている感はございますが、帯を締めての数時間は中々大変でしょう 毎晩お着物のを召された方なら別ですが。
相変わらずの声質にお電話でも絶対に解るムッシュですが、今宵は先日のお祝いで飲まれたワインのご自慢も。’59のラフィットか、素晴らしい!ただ、その後のロマネ・コンティ’01も素晴らしいが、このヴィンテージの感覚がどうも僕には理解出来ないけど。
でルーチェもお好みの様でしたが、手持ちが’95しか無かったもので今宵はまだまだ長い長い晩でしょうからセカンドで手を打ちましょう。オーパス2に別名も今更ではありますが、相変わらずのバランスの良い飲み口にファースト・ラインほどのふくよかさはないものの酸が綺麗かな。
それにしても前夜とは、またまた大きな展開の違いにこれもまた不思議なものかな。

                        Sommelier R.Imamura