Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Clavoillon’90

本日のお昼間も雨の晴れ間にジムに。非常に過ごしづらい湿度に我が家でも遂にダイニングのエアコンのドライを。妻にはまだ早いのでは?と怪訝な対応を受けましたが、お恥ずかしながらも店舗では中々節電は為されていないこともあり体は蒸し暑さには弱くなっております・・・・・。
夏の電力不足を考えるとエアコンの使用は考えなくてはいけないな・・・・・。電力会社の努力を心からお願いしたい。もちろん原発には問題はありますが、難しいところです。
で昨夜のクラヴァイヨンは
・Puligny Montrachet Clavoillon’90 Leflaive
・Volnay’82 Charles Vienot
うーん、変わらない穏やかな展開に慣れておられる顧客の方々にはゆっくりしていただけ それはそれでよろしいのですが。ですがですが、やはり賑やかな時間帯も有って欲しいのも本音かな・・・。
老舗のお漬物屋さん、偶にご利用いただけるのですが今回も素敵な女性を伴われ。ですが、お話上手ではあるのですが毎度のことながらも僕との会話の時間が大分長くなってしまうのも偶に傷です。
お漬物とワイン、個人的には相性は悪くないかと思います。シバ漬けにピノ・ノワール千枚漬けにシャンパーニュなども楽しめると自身の経験も含めて。
美味しい白が飲みたい!とのお言葉に正直未だにお好みを明確には把握出来ていないところもありますが、流石にこのルフレーヴのクラヴァイヨンの’90は美味しくて当たり前か・・・・。
奇しくも話題にのぼっていた自然派の造り手のワインの賛否についてでしたが、この造り手こそ!そんな印象がありますが。
続く赤もブルゴーニュから。普段はイタリアの選択肢が有るような気も致しましたが、偶には僕のカウンターのスタイルもよろしいのでは?
価格で言うのは厭らしいですが、ハーフのクラヴァイヨンはこの’82のレギュラーのヴォルネイの倍以上で。しかもサイズが半分だから、4倍以上にものになりますがそう考えると逆にこのシャルル・ヴィエノのクオリティの高さに驚かれるのでは?
まま、たっぷりの熟成感と綺麗な果実の味わいに複雑なブーケの幾重もの層がゴージャスです。

                          Sommelier R.Imamura