Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’90

本日のお昼は、通常 月・水・金の週3をノルマとするジムに。昨日の講習の為、汗を流せておりませんでしたので・・・・・。
それにしても汚い話なのですが、相変わらず我が家の庭スペースは近所の猫の糞に困らされております。お隣さんとの間の空気の通り道であったり、裏庭のガレージに通じる通路など強烈な臭いを発しており。特に裏庭は自宅地下セラーに通じる場所でもありますので、ややナイーヴな気分にも。
何方か猫が寄り付かなくなる対処法をご存じではないでしょうか?猫が嫌う音波の機器なども簡易のものは購入したのですが効果はあまり・・・・・。それ以上のお隣さんのお嬢さん方にご迷惑をかけてしまったようで、微妙ですが。
で昨夜のブルゴーニュの赤・白は
・Puligny Montarchet Clavoillon’91 Leflaive
・Vosne Romanee 1er’90 Georges Noellat
・Grosset Gaia’00 Clere Valley
・Santenay Les Gravieres’90 La Pousse d’Or
出勤直後にフライングの同業者の彼は、本日も飲み友達で。遂に来年に独立を果たされる予定のようで、おめでとうございます。何とか神戸にも伺う機会を造らないといけないのですが・・・・。
ルフレーヴのクラヴァイヨン’91、ブルゴーニュの白の造り手の中でもやはりトップクラスの彼女ですがこのボトルもお分けいただいたものでワイルドマンのエチケットが添えられるアメリカ周りのボトルで。まま、それでもこの1本は中々状態も良さそうで期待のボトルでして。
開けたては何となくの還元香がプンプンでしたが、徐々にその蜜の要素が溢れ出し流石の姿を。まま、何れにしてもお互いにワインを心から愛す仲間のような方と共に交わすグラスは楽しく美味しいもので。
久々の一つ星オーナーさんは、これまた久々の帰国をされたマダムを伴われて。リコルクを為されてはいるもののこのノエラの’90もまた美しい酸を。次第に甘みが支配的になる辺りがヴォーヌ・ロマネのイメージで、当然ながら紫煙に手が伸びてしまいます。
2本目は、幾分酸が低く濃密なスタイルのご所望でしたので。オーストラリアのボルドー・スタイルのグロゼット・ガイア’00。やはり暑いのだろうか?酸は本当に微塵で甘く甘く濃密に。
深夜のドクターは、お姉さんを引きずるように。今宵は’90でテイスティング気分かな?そんな選択になりましたが、畑のランク以上にやはり個人的には造り手の醸し出す味わいが。やや、穏やかなサントネイではありますが名手ジェrファール・ポテルの手にかかればこのグラヴィエールも’90の優雅さを存分に。お話の内容は優雅さとはかけ離れてますけどね・・・・・・。

                       Sommelier R.Imamura