Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Alsace Grand Cru

休日は父の日と誕生日をいっしょにこなすべく、百貨店にケーキを購入に。ケーキのセレクトは子供たちにお任せなので、僕はその間しばしワインコーナーへ。中々のセレクションでシャンパーニュが非常に多く、ブルゴーニュボルドー五大シャトーまで。’00の五大シャトーの価格は致し方ないかな?ブルゴーニュに於いてはやはり現行ヴィンテージがほとんど。シャンパーニュも飲み頃には・・・・、ですが陳列の仕方なども綺麗に見せており。
気になったのは、女性二人でワイン選びをされており興味深く耳をダンボにして聞いておりました。結局、シャンパーニュで悩まれており最終店舗のソムリエさんに聞いておられましたがデューツのブラン・ド・ブラン。”三ツ星レストランにもオンリストされている、上質なもの”だそうで、アンリオのミレジム’95もありヴィテージに関するご質問もされておりましたが”解る方には解られる”とのソムリエさんのフレーズに女性お二人は”私たちには解らんなー”との会話で僕はそのコーナーを後にしました・・・・。
で先週末の解る人には?のワインは
・Roesling Altenberg de Bergheim’98 Marcel Deiss
この晩は前半から入れ替わり立ち代わりのゲストでしたが、中々会話のやりとりの切っ掛けは難しいな。どこまで寄り添うべきかも考えさせられる晩でしたが、逆に最終のゲストには半年ぶりのご利用とは言えアプローチをしなかったことに反省も。ただただ、セクシーな女性を伴われていたのでお邪魔もどうかな?そんな気持ちもありましたので。
こちらも久々のドクターは、今宵も両手に華で。ビールと梅酒しか飲めない!そんな看護婦さんでしたが、甘口に逃げたいかな?それが本年で。アルザスのグラン・クリュで特別な造り手のひとりのダイス。甘すぎず、余韻に綺麗で伸びやかな酸が求める優雅なスタイルですがこれも解る人には?流石に僕はこの街では特に表現しにくく言えませんですが・・・・・。

                      Sommelier R.Imamura