本日のお昼間は、本格的に梅雨入りを意識させられるお天気で。仕方なくダルビッシュの好投をテレビで観戦しておりましたが、暇を持て余した長男が次男に意地悪三昧で。お昼の間に３度泣かされていた次男は可哀そうですが、鍛えられるかな？
で昨夜のヴィンテージ’７３は
・Ｐｏｍｍａｒｄ’７３ Ｊｅａｎ Ｍｉｃｈｅｌｏｔ
・Ｃｏｒｔｏｎ’７３ Ｂｏｎｎｅａｕ ｄｕ Ｍａｒｔｒａｙ
この晩も雨の何とも動きのない晩で。久々のご常連さんのムッシュは、気遣いをされながらもお時間の関係でシャンパーニュを１杯で。それでもわざわざお顔をお出しいただけるのは非常に有難く。
後半に今夜もどうもタクシーさんが見当たられなかったようで？そのお陰で今年もブルゴーニュを２本いただけることになりましたが、まま’７３には深い意味は有るようで無いようで。
改めて２本を比較するとそのポテンシャルの違いにブルゴーニュの素晴らしさもまた一際で。
もちろんグラン・クリュと村名では比較をするだけ失礼かもしれませんが、造り手の技量やスタンスもまた問われることでしょう。そして何よりも同じヴィンテージながらもリコルクを施すジャン・ミシュロとオリジナルの状態で綺麗に熟成を経たコート・ド・ボーヌ唯一の赤のグラン・クリュはスーボアの複雑な香りがその高貴な姿を一段と見せつけて。
何だかんだと言いながらもやはり’７３は必要な瞬間がございましょう。意識もして仕入れてはおりますが、最近は中々見当たらなくもなってきたな。難しい出来な生産年なだけに。
今年も有難うございます。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
