Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

時間が早く・・・・

雨の休日は、またまたトラブルを抱えたアンティーク時計を修理に持ち込み。京都駅裏のホテルさんの地下にて開業されたこちらさんにはサイドボードに仕舞い込んでいた”Smith”の’50年代のこれがもっとも安価なものではありますが思わず合わせてオーバーホールに。結局、3つもお渡ししている状況ですがどうして問題が出る時は何時も同じタイミングなのだろう・・・・。他のものが壊れないことを祈ります。
その後は、懸案の自宅ダイニングのソファーをまたまた見るだけ。やっぱり、素敵だな1と思うものは中々高価なものです。これはこれで上手いこと出来てるな・・・・。今月のワインの支払いも中々のものですので、まだまだ検討しましょう。その前に店舗のカウンターの椅子を修理しないとな。
で先週末の土曜の晩は
・Lanson Gold Label Brut’90 
・Pommard’71 Jean Michelot
・Torcolato Vino Dolce Naturale’86 Maculan
中盤ぐらいから気が付けばカウンターは詰まる状況で後半に掛けても鍋をふる時間帯も。
久々のムッシュは、紅一点の状態でシャンパーニュを。お越しの際は大抵が泡になりますが、先日はお取り巻きの方のお越しとご縁と言うものは不思議なものです。
金色のランソンの’90は、相変わらず細かい泡が何時までもの繊細な1本です。おそらくは下地も大分出来ていたかと思われますが、やはり若さは偉大なものです。
カウンターの端の1席が残されていたのも何かのご縁かもしれませんが、北海道からのマダムは滑り込まれ。流石に初めてのご利用でお一人の女性ですしボトルは難しいでしょう。今宵はグラスながらもやはり¥2,500−帯だけをご覧の方はやはりワインはお好きなのも良く解ります。まま、結局ミクルスキにラトリシエールを飲み込まれ気が付けばポマールも。量的にはままボトル換算ですね、DRCに潜入成功されたお話やお仕事のお話は非常に興味深いもので。また、京都にお越しの際は是非是非。
〆のデザートワインは、希少なマクランのトルコラート。’86だけあってやはり熟成感がはっきりと飴色に見て取れます。’95のクーテも贅沢ではありますが、とろみは色調からも想定可能かな?

                    Sommelier R.Imamura