Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

紫鈴

本日のお昼間は、うっかりと1:00頃まで熟睡してしまい。まま、ジムは休館日ですので関係ないですが、ダイレクトメールの投函に伺う予定でしたのでいそいそと。近所の郵便局まで、とぼとぼと歩いて行きましたがお昼間は大分暖かいな。しっかりとしたダウンベストを着込んで行きましたが、意外に商店街を歩く女の子なんかは薄手のジャケット程度でしたのでこれも若さの違いかな?
そうそう、スポットで届いたワインはDRCのリシュブール’79が。先日の抜栓のボトルも極上のものでしたが、意外にも10年以上のお付き合いの東京の業者さんが最安値のものをお持ちでした。それにしてもDRCのリシュブールはもうラターシュ並みの原価になっているような・・・・。
また、ボルドーでは希少な欠品ヴィンテージが。’65のラランドですが、インデントで他社さんにもお願いしているのですが、こちらの方が随分お安くオファーされていたので思わずいただく形に。
後は探している’50が見つかればな・・・・・。
で昨夜のカリフォルニアは
・Rindo(紫鈴)’07 Kenzo Estate Napa Valley
やはり2月はもう終わったかのような閑散とした晩で、届けられた大好きなデイヴィッド・フォスターの新譜を営業中ながらもずっと聞き入ることの出来る様な状態で。今回のフレンズ2のライブ盤は前回のものとはやや出演者の方々も変化に富んでおりましたが、やはりかなり過去の作品に心惹かれるのはこれまた世代を意識せずにはおられません・・・・。
深夜にお勧めしたカリフォルニアは、先日のテイスティングでそポテンシャルを認めざる負えない贅沢な紫鈴。’07ヴィンテージと言うまだまだ赤子同然のワインではありますが、おそらくは個人的にソーヴィニヨン・ブランであったりこのカリフォルニアやオーストラリアなどでしたらまだ許容できる銘柄が有るのでは、もちろんフランスの銘醸地からは絶対にまだまだ抜栓はしませんが。
カリフォルニアのプルーンや樽のスモーキーなナッツのニュアンスなど高級ワインの姿がはっきりと見えるこのケンゾー・エステイト。
偶にはこんなパワフルながらも纏まりのあるカベルネ・ソーヴィニヨンもいいかな。

                       Sommelier R.Imamura