Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

厳しい・・・・

土曜日だと言うのに祝日になっておりましたので、思い切って連休をいただいてしまいました。まま、転送の電話もほとんどなることも無かったので正解だったのかもしれません。
で土曜日は、思い立ったが吉日で奈良県にお恥ずかしいながら初めての大仏さん見学に。ミニで1時間ほどの距離ではありましたが、奈良市内で久々に意地悪な運転にあたってしまい久々に”なんやねん!”ではありましたが大人気ないのでさらりとかわしましたが今時お年寄りでも・・・・・。
また、日曜日は義理の父の誕生日でしたので家族で。相変わらず子供たちは甘やかされ放題で。
安堵したことは、やっとブライトリングのナビタイマーが修理から戻ってきたこと。’50年代のものではありますが流石にオーバーホールで生き返る何処かのCMのような感じですが、更に問題も。合わせて再度お持ちしたチュードルのデカ薔薇のロレックス・ブレスのヒンジが摩耗しておりこれもまた修理に入院で。4月にはトライアンフとミニも車検や1年点検が待ち構えており、本当にエコになるのか?
で週末のワインは
・Shiraz The Old Vine Museum Release’93 D’Arenberg
・Vosne Romanee’00 Mugneret Gibourg
・Nuits St Georges’95 Alfred Haegelen Jayer
完全に週末は惨敗だった。連休が絡むと極端にどちらかに転ぶ展開は精神的にもやや辛いものですが致し方ないか。
後半に掛けてお越しのムッシュは、この所頻繁に。毎回のように毎月お送りするダイレクトメールのお勧めからをおっしゃられるのですが、すみません多分お好みとは異なられるかと・・・・。で、選ばれたのがやはりシラーズを。ダーレンベルグミュージアムリリースと銘打たれたこの’93は現行のもののように強烈なパワフルさはないもののシラーズでもここまで洗練されたスタイルに熟成するのかと有る意味で感心する銘柄のひとつで。ニューワールドでもこう言ったスタイルには注目に値するものが。
結局、飲み友達になってしまう葉巻屋さんの彼ですが合うと相変わらず話が尽きず時間はあっという間に。
’00のミュニュレ・ジブールは、難しいヴィンテージながらも可憐に仕上げた印象のヴォーヌ・ロマネで。スケール感には欠けるものの流石に香りの拡がりにはこのアペラシオンの上質感を。
〆はこれでしばしリストからは消す予定のジャイエの血縁を。グラスでも重宝した、’95の味わいですが、このエジュラン・ジャイエですら中々見かけない造り手のようで。アンリの’95のニュイ・サン・ジョルジュも記憶がありますが、個人的にはそこまでも価格差は感じられない。本来あるべき姿の村名のポジティブなヴィンテージ・ワインかと。

                        Sommelier R.Imamura