Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’76’71’53

本日も週3ノルマのジムに。久々にお稲荷さんにお参りに行くべきかな?と思っていたのですが、銀行への予定もありそのまま流れてしまいました。
それにしても仕方はないのですが、やはり現金での売り上げは非常に少ないな・・・・。今月も大半がカードに売掛が目立ちます。そして、支払いに追われて・・・・・。
で昨夜のご訪問は
・Dorsheimer Pittermannchen Riesling Auslese’02 Schlossgut Diel
・Chateau Beychevelle’53 St Julien
・Chambolle Musigny’76 Louis Latour
・Pommard’71 Jean Michelot
だらだらと流れる時間でしたが、中盤に少しバタバタと。今宵のワイン商のご訪問は生産者の方を伴われ。以前は息子さんだけでご挨拶をいただいたのですが、その際に御膝元のナーエの熟成したワインを提供させていただいた事を覚えておられたようで。今回は当主のお父さんもご一緒でした。
以前はこの造り手のアイテムをグラスで使用しており、その溌剌とした酸と柑橘系の味わいに使い勝手を感じておりましたがヴィンテージ・チェンジでその味を大きく変えておられたので・・・・。
お持ちになられたアウスレーゼは、温度がかなり高くなっており締めることになりましたが流石にこのクラスのリースリングはほっこりとさせられる。
ヴィンテージ’53のお父さんの来年の大台の記念日にリストの中のラトゥール’53をお取り置きされたのですが、本当かな?まま今回もありましたので一応置いておくか・・・・。そんな流れでハーフで持っていた’53のネゴシアンボトルのベイシュヴェルを。予想以上にしっかりとその果実のポテンシャルを残す4級のベルサイユ宮殿は、彼曰くアメージング!そのもので。
それにしてもご予算がないのかな?上手いこと使っていただくのは構いませんが・・・・・。
何時ものムッシュはお姉さんがお越しになられるまではツキっきりで。不穏なお話もありましたが、ままこれもまた花街ですので仕方ない。
大分、滑らかさを表現し始めたボトルの多い’76のブルゴーニュですがこのLLはやや硬さも。もう少し休ませてからの方が良かったかもしれませんが、酸とミネラルの味わいは時間と共に。待ちきれずに1本目は空いてしまい。
連日のこの’71のポマールですが、やはり使い易いと言いますか。ケースでの購入はヘビーローテーョンを約束通り。好みが分かれる所ですが、リコルクものはその美しさに良く言えば曇りが無く逆にノスタルジーは感じにくいもので・・・・・。

              Sommelier R.Imamura