Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

グラスでも可能な ジャイエ

急激に寒さを感じさせる気温になった本日は、年に1度のワインの新酒を祝うお祭りの晩です。まま、深夜0:00以降までは抜栓すら許されない(法的には何の権限もないですが)ボージョレ・ヌーヴォー解禁が。
今年もここ数年お世話になるルイ・ジャドの3Lをご準備して。今更ながらの告知は随分遅いでしょうが、ふらりと祇園町にお越しの際は年に一度くらいはかなりチャーミングな味わいのガメイもお楽しみいただければ幸いです。
それにしても、もうここ数年は嘗てほどの話題性はないかもな?ラジオでは相変わらず売り込みのCMは流れていますが・・・・・。まま、今年はどんな感じでしょうか?
で昨夜のジャイエ繋がりは
・Nuits St Georges’95 Alfred Hagelen Jayer
先日のジャイエが前座のような存在になる晩などは異常なものですが、逆にアンリでなかったとしてもジャイエ一族のワインがグラスでも可能なアイテムとして扱えるのも有る意味異常かな?
まま、ジャイエ・ジルなど現行のヴィンテージの裾物のアペラシオンであれば可能ではないとは言い切りませんが・・・・。
今回は1ケース限りですが、コマンドリエのエチケットのエジュラン・ジャイエの村名ながらも人気のニュイ・サン・ジョルジュの美しく熟成した’95を。先日のアンリ・ジャイエの’95のヴォーヌ・ロマネにも通ずる果実のピュアな甘みがストレートに感じられこれもまた何処かしらノスタルジーを誘う銘醸酒でしょう。
深夜まで続く祇園町の会話に聞き耳を立てる感じではありましたがワインは本当に様々なスタイルがあり、また様々な飲み方も。

                   Sommelier R.Imamura