Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

365ml

本日のお昼間は、来月の準備も兼ねて店舗にワインを届けに。また、合わせてカウンターバックの11月のヌーヴォーのポスターもそろそろよろしいかな?の印象でしたので今年も昨年同様に一足早く12月用のポスターに交換に。偶然ながらも昨夜は、愛らしいハリネズミを描いてくれるムッシュのお越しがありましたが年末の画材は決まってサヴィニャックのコピーを。また、1月は画伯のものですのであしからず・・・・・。
それにしても秋本番に京都は、何時もながらの渋滞が。店舗にミニでの移動もいつもの倍は時間がかかってしまいます。その辺りは覚悟は出来ておりましたが、本日はお茶屋さんへの売掛回収にお伺いする所要も。花見小路の角の大きなお茶屋さんには難なくだったのですが、少し路地に入るもうひとつのお茶屋さんには流石にミニでも入り込む気分になれないくらい。次男を後部座席に残して少し駆けました。意外に暑かったのですよ、本日のお昼間のお日様は。汗だくになりました・・・・。
で昨夜の閑散過ぎる晩は
・Chateau Coutet’95 Sauternes Barsac
何時もながら大挙して!とはいかないものですが、最近は本当に週末のほうが数字が穏やかになってしまっており他店の皆様とはスタイルの違いが改めて顕著に感じられ。しかもやはり祇園街の南側の整然と佇むお茶屋さんや料亭さんなどの構えには変わらない憧れも。中々、現状の僕ではあのエリアにはテナントなんかは借りられないものな・・・・・。羨ましい!
まま、そんな中でも変わらずご利用いただける顧客の方々には感謝をしなければ。これももちろん改めて。
仏教関係の方々は、そのお姿もそうですがやはりお話の内容で何となく解るものです。何時もながら遠方からのお越しに有難く。決まって〆は貴腐に行き着くですが、長いことグラスで使用も可能なクーテの’95。色調もオレンジの要素も混じり初めての方にはロゼのような印象も持たせます。
幾分、角も取れ甘さにも円みが出てきたこの年代のソーテルヌもまた甘美な世界観かな。
最近はグラス・シャンパーニュをハーフ・サイズで扱うこともしばしば。365mlだと実際には3杯ほどグラスには取れますので意外にもう飲もうか!そんな勢いにもしてくれるので・・・・・。
その分、歩留まりも無く店側のリスクも抑えられるので。
比較的、大手メゾンはNVでしたらリリースしているだけに日替わりの気分転換にもなるのですが今宵はボランジェを。西村さん曰く?でしたが他のメゾンにはほとんど感じられなかったのですがこのボランジェのデミには、そのボトルサイズの弊害と言いますか?熟成感が大分。個人的にはそれも好きなのですが、皆様如何思われます?

                Sommelier R.Imamura