Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはりお姉さん方の

本日のお昼間は、店舗に食材を運んでから慌ただしい時間を過ごした・・・・。そろそろ、そんなことも有るかな?そんな思いもありましたが、早すぎるだろう!の店舗のメインセラーのトラブルが。お昼過ぎにセラーの温度が少しだけ高く成り始めており。冷却機のコイルが凍結し始めており、何時もの嫌なパターンが。慌ててメンテナンス業者さんに連絡を取り、そこからばたばたとやりとりをしながらシトロエンやらトライアンフやらで自宅と店舗を行ったり来たりの工程に疲れてしまいました。まま、正に”ぶどうの蔵”の核なだけに致し方ないのですが それ以上に何よりもメンテナンスで油だらけになりながらも繊細なワインに注意しながら状態を整えてくれるエンジニアさんの姿に心から感謝の意を。シトロエンはまあですがトライアンフのメンテナンスも考えてみれば凄いことで、やっぱり彼らのように手に技術を持つ方々こそが本当のプロフェッツショナルかと。僕もお恥ずかしながらですが、より一層精進しなければ・・・・。
で先週末の晩は、やはり祇園町のお姉さん方の存在を
・Chateau Coutet’90 Barsac
・Cote de Beaune’91 Joseph Drouhin
・Nuits Saint Georges Les Cailles’74 Robert Chevillon 
・Ratafia de Champagne Henri Giraud
前半からお越しの皆様は、富山から。先導役のムッシュは何度もご利用いただいているのですが、このように宣伝していただく方は非常に少ないだけに本当に有難い限りです。
1本目は何時ものように貴腐から。珍しい展開ですが、フォワグラのカナッペなどからスタートしていけばこれはこれでお洒落で美味しい組み合わせかと。バルザックのクーテは、お買い得な貴腐の逸品。熟成して飴色に変わった貴腐の味わいは非常に複雑で柔らかい甘味が持ち味かな。
赤は’91のドルーアンのコート・ド・ボーヌ、こちらも愛らしいラズベリーの香りが華やかで酸も綺麗に近づきやすい味わい。
遠方からのご利用ですが、こんな方々にも支えていただくことは嬉しい限りです。
深夜のお二人はもう僕も着替えている瞬間に。久々のムッシュでしたが、それ以上に引き連れてお越しのお姉さんはそれ以上にご無沙汰で。先のお姉さん方もそうでしたが、’70年代中盤から’80年代にお産まれ年とされるお姉さん方には未だに長いお付き合いをしていただいていただけている方も。やはり、こう言った女性陣の存在は無視出来ませんが最近は’90年代の方々の存在もあり難しい限りですが・・・・。何れにしても僕自身もそうですが、変わらず彼女達にも頑張っていただきたい。そんなお姉さん方には’74のロベール・シヴィヨンを。ソムリエの資格も持たれるお姉さんですが、どうでしたでしょうね?綺麗に熟れたニュイ・サン・ジョルジュのカイユ、カリフォルニアのピノ・ノワール好きのムッシュにもこれで危険な世界への扉が開かれてしまう予感ですが。

             Sommelier R.Imamura