Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Historical Wine

久々に負ける試合を見てしまいましたが、メンバーの内容も色々でしょうが今の日本代表のサッカーは北朝鮮に負けていては・・・・・。まあ、ホームでも僅差の勝利だったのでFIFAのランク程の差は感じられない展開でもあったかも?なんだかんだと言いながらもやはり勝たなければいけない試合だったと思う。
で昨夜の初体験ワインは
・Chateau Rauzan Segla’94 Margaux
・Historical XIXth Century Wine SAS Palmer
・Chardonnay Lorenzo Vineyard’97 Marcassin
今宵の皆さんは、お食事でフランス料理をしっかりと食してのお越しのようで。所要時間は1時間あるかな?そんな短時間ながらも4名様でしたので、軽くボルドーを。テイスト的には重たいものをとのご所望でしたので久々に若めのボルドー・グランヴァンを。
このヴィンテージくらいからシャネルの所有するシャトーに変身した2級のローザン・セグラは、相変わらずしっかりとしたコクの中に熟れたタンニンを潜ませて。街道沿いに瀟洒なシャトーを佇ませる姿も印象深く。
連夜のムッシュでしたが、今宵も。うーん、大分値交渉には負けてしまいましたが今回は男をあげた形でいいか・・・・・。社会的地位としては僕が最も穏やかな立場ながらも相変わらずの見栄っ張りかな?
嘗てはボルドーの赤ワインは、ローヌのシラーが混ぜられていたこともあったようで。酒質に厚みを出す目的でしょうが、そんな歴史的背景によって産まれたこのパルメのヒストリカル。ノン・ヴィンテージですが、これはおそらくは’07の葡萄を使用してしあげたもののようでやはり濃密に。元来はパワフルな味わいがお好きなお二人にはよろしかったのでは。
勢いマーカッシンまで・・・・・。これで後は手持ちがもう1本のみになってしまいましたがソノマの’97で13.9%のアルコール度は一段とこのシャルドネに甘みを感じさせます。
それにしても連夜のワイン贅沢は、恐ろしい世界観かな。

                        Sommelier R.Imamura