Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’96

大分、葉桜も目立ち始めて参りました、今年は早い桜の終わりが感じられます。まあ、それ以上に今年の桜の時期の厳しい営業内容の方が非常に疲弊させられますが。
我慢我慢の時期なのでしょうか?
で昨夜のワインは
・Santenay’96 Yve Girardin
・Beaune’96 Michel Gauneaux
木曜の煌びやかな晩からの格差の激しさに驚かされましたが、特に金曜の晩と言うのが多少は期待してしまうものなので。
こちらも久々のマダムでした、プライヴェートでの中々大変なこともございましょうがしばしの充電期間でもよろしいのでは。
ブルゴーニュの2種を比較するような’96のコート・ド・ボーヌのボトルを。造り手的には、どちらかと言うとミシェル・ゴヌーの方が知名度と人気は高いような?やや、マイナーなイヴ・ジラルダンですがこの辺りはやはり好みが左右されることでしょう。
濃密な噛みしめるような果実味が、特徴のボーヌですがやはり個人的にはもう少し熟成させてあげてから より豊満なピノ・ノワールの滑らかさを楽しめるような。
逆に現時点では、非常に繊細な甘みが美しく円いタンニンにも印象が良く。まま、サントネイと言うアペラシオンに魅かれる好みも否めないのも事実かもしれません。
いずれにしても贅沢なことかもしれませんが。
ちなみにミシェル・ゴヌー、近頃非常に’90年代中ごろのこれもまた希少なボトルが見かけられますが個人的なストックでとても珍しいヴィンテージ’53がございますが。
この辺りのボトルは非常に外観も興味深く、お勧めしたい顧客もおられますが。

         Sommelier R.Imamura