Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Barbaresco’83 Gaja 1500ml

大変な状況ですが、やはり横浜の業者さんからは変わらずワインのオファーは。ですが、コンビニなどのパンやおむすびは本当に欠品が。
東京ではレストランさんがたも営業もままならないようで。

ですがですが、やはり何よりも今は東電の現場の技術者の方や自衛隊や警視庁の方々には頭が下がる思いです。頑張ってください。そして、何とか解決に至ることを心から祈ります。

昨夜の私のカウンターでは
・Rheinhessen Trocken’93 Sander
・Barbaresco’83 Gaja 1500ml
ワインリストをご覧になられながらの会話の内容で、ワインの嗜好も見え隠れするものです。
珍しくドイツのエリアの話題が展開されておりましたので、さてお選びの1本がセラーから直ぐに見つけられるのか?それが僕の頭の中では巡るのです。今回の白のトロッケンは、台下の冷蔵スペースに実は冷やされていたので直に。
’93ながらもこなれた熟成感が見えており、海苔のニュアンスが綺麗に香りに含まれていてドイツのテーブル・ワインとしては中々上質なもので。
このボトルも懐かしいな、随分前に衝動買いを辺鄙な場所の酒屋さんと言ってしまえば失礼ですが自転車のかごに積んで持ってきてたな。
深夜からの先日のムッシュ、嘗ての僕の部下を連れてきてくれましたがやはりこの晩も随分酔いました。
ボランジェでしばしの時間を費やしながらも僕とムッシュは、フルサイズのシガーを。20cmくらいの大ぶりなボリバーのエクスクルーシヴ・メディオ・オリエンテと言う銘柄。これ1本でも愛らしいワインが1本飲めるのですが。
相変わらず他愛も無い会話が面白いのですが、今宵はガヤのマグナムを。今回の’83は非常に綺麗な熟成で、何処かしらやはりブルゴーニュ・タッチ。マダムはやや苦手の表情でしたが、ソムリエ・シリーズの大ぶりなグラスに次々注がれておられたので随分飲まれていたかな?
今宵も店内は紫煙に完全に包まれており、今はお茶屋さんのバーに勤める嘗ての部下への苦言で盛り上がりましたが彼には継続する勤勉さを育てて欲しいかと。まま、もう35に成る彼ですから大丈夫かな?

             Sommelier R.Imamura