Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

本日より

未だに今度は、法人さん方の初詣も合わせて終わらない感じの伏見稲荷の初詣の様子は例年通りでしょうか。
それにしても稲荷の駅界隈は昨年からコインパーキングの開業ラッシュで、この期間はきっときっと大きな利益を齎してくれたのでは?
で僕のカウンターも本日から新年の営業をさせていただきます。今年もまたまた新たな気持ちで、皆様に普段よりは階段をひとつでも上がっていただけるような素晴らしいワインを真摯にお勧めさせていただけるように頑張りますので変わらぬご愛顧をいただければ幸いです。
で昨夜のプライヴェートワインのブルゴーニュ
・Vosne Romanee’04 Domaine Leroy
流石に狭い店とは言いながらも、一人所帯の我が店舗大掃除と4日間の無人の状態でしたので昨夜はバタバタと。このお正月は特に子供たちと時間を合わせた為、堅気の生活とも申しますか昼型人間に。そんな体調のウォーミングアップも兼ねて昨夜は深夜に挨拶回りも兼ねて。
シャンパーニュは、新年もいただきましたので今宵はブルゴーニュの赤を。本当に偶には飲みたいこのドメーヌ・ルロワの’04を。デクラッセされたこのヴィンテージ’04は、昨年本当に衝撃を受けた1本で、正に香りの塊でありパフュームを飲み込むように。あまりにも妖艶で、そして華やかな香りに目を奪われがちですが味わいも既にしっかりと纏まりバランス良く芳醇に甘みを感じさせ。エリア全体にも出来はあまり良くはなかったこともありながらもこのボトルにはリシュブールとロマネ・サン・ヴィヴァンが含まれているだけあり高貴な姿が明らかに見て取れます。時に古酒好きで、熟成していないボトルに関してはほとんど興味も持たない僕が言うのですからこのマダムの’04の村名に関しては疑う余地も無い気がします。
決してお安いとは言えないこのドメーヌ・ルロワではありますが、この’04ならば偶にはプライヴェートでも飲みたい!そんな1本です。

            Sommelier R.Imamura