Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お正月のプライヴェートは

毎年お正月は、ゆっくり休んでいるようにも思われますが実際はこの時期が最もバタバタと過ごす期間かと。
2日に実家の広島まで帰省し3日には京都に戻ります。4日は妻の実家へ。で本日は明日6日からの営業再開への下準備及びやり残した掃除の部分などをさせていただこうかと。
まあ、得に距離のある広島の実家のお墓参りは年に2度ほどしか出来ない可能性も高いので個人的には大切な行事でもあります。
プライヴェートでのお正月ワインは
・Henriot Rose Milessimme’90 1500ml
それにしても2日の下りの新幹線はお昼頃だったのもあり空いていましたのでマグナムを鞄の中に忍ばせていてもそれほどストレスは無かったのですが、3日の夕刻の上りの新幹線は凄かったな。指定席の意味も微妙でしたが、まあグリーン車までは必要ないか。
今年も元日からのうなぎ割烹まえはらさんの御節から始まり昨夜までは本当に暴食の限りでした。ですので、切り替えたい所ですが。
元日には珍しいのかな?日本酒の濁酒のスパークリングをいただき。愛らしい甘みとアルコール度も年末の疲れた肝臓にも優しくお薦めしたい銘柄でしたが、銘柄の”ねね”と記載されたことしか覚えてません。お恥ずかしい。
2日はこのアンリオのロゼのマグナムを。色々と実家の両親にもワインとシャンパーニュは持ち帰り一緒に飲みましたが今回のアンリオが口に合ったようです。もっともっと素晴らしいものも有った筈ですが、可笑しいな?とも思いながらも味覚の変化も70代ですら有るでしょう。良しとしましょう。
マグナムとは言えコルクにも明らかに熟成した痕跡を残し、香りにはロゼらしくラズベリーの華やかなアロマを残しながらもお約束のシャンピニヨンにブリオッシュのエッセンスが。
1日の”まえはら”さんのお節には余り含まれていなかった生物が人気であったことは想像しやすく。まま、個人的な好みも多いに影響を与えているかとも思われます。

         Sommelier R.Imamura