Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Fonsalette’86

本日のお昼間は、長男の中学校の説明会に妻と長男は。まま、公立中学校なので受験などはないのですが 一応は変化もあるでしょうから。ですが、帰宅した長男は何とも落ち着いた様子で”普通だった”との一言でしたので まあ取りあえずは通い始めてみないと解らないかな。4月が楽しみなような不安なような・・・・。
また、次男はやっと懸案の毎日の注射生活がスタートしたようです。こちらも どうやらそれ程の痛みも無くスタートは 係りつけ医の先生の不手際以外は順調かな?
で昨夜の12月のゆっくりのスタートは
・Chateau de Fonsalette Syrah’86 J.Reynaud

後半までは何とも今宵も閑散で。こんな状況でしたらどんなゲストでも・・・・そんな気持ちにもなりましたが 時代も有るとは思いますが 長いこと祇園町におられるホステスさんでもグラスワイン 1杯もお飲みになられない方も まま おられるか・・・・。
そして律儀にお礼に とのことでしたが ままメールで仲介しただけだしな。それほど気を使っていただく必要はないのですが お金を使っていただくのは また別ですので何時もながら有難うございます。
どうやら ドメーヌ・ルロワのブルゴーニュ・ルージュ’04がお目当てだったようですが 先月にフライングしてしまったので手持ちは皆無でした。でネゴスのジゴンダスと言うところをゴリ押しの フォンサレット キュヴェ シシラーまで。ヴィンテージはこの辺りでしたら 少しでも熟成したものを!ですが昨夜は一応’89’86をボトルで比較にて。時代に逆行するような液面に セレクトは’86になりましたが、何時も どのランクの銘柄でもジャック・レイノーのワインは妖艶にして彼独特の香りが拡がるものですが。今回のキュヴェ・シラーは 何時ものグルナッシュとは やや異なる 余韻の味わいのオレンジピールのような特徴に これまた心惹かれる 上質な1本で。
ブルゴーニュのトップは、やはりDRCと先のドメーヌ・ルロワでしょうが これがローヌとなると個人的にはこのジャック・レイノーが シャーヴやギガルやペゴーを抑えてトップかと。
非常に寒さ厳しくなりました昨夜くらいからは ローヌもまた極上の季節かと。

              Sommelier R.Imamura