昨日はインターネットの接続の問題で1日イライラと過ごす晩に。メール等の連絡も合わせて今となっては無くてはならないツールに依存しているのは事実でしょう。
で一昨日の偉大な白ワイン達は
・Puligny Montrachet Les Pucelles’94 Leflaive
・Montrachet’00 Marc Colin
・Chateau Grillet’83 Neyret Gachet
・Substance Jacques Selosse
・Perier Jouet Grand Brut’90
久々のお三方が揃われての宴は、やはり白ワインに終始する形で。
遅れての登場には成られましたが、何時もの芸妓さんが来られるまでのルフレーヴのピュセル’94。終わってみれば今宵の3本の内でもやはりこちらが、最も飲み頃とバランスは取れていた気がする艶かしくも香り高い白胡椒のスパイシーな逸品。
’00に祇園町にてスタートされた芸妓さんですのでこのヴィンテージには思いもあられるでしょう。もちろんそれも見越した仕入れになるのですが、跪いて飲むべくマルク・コランは如何せん若すぎた感が。サントーヴァンの通受けするこのドメーヌは、僕自身も訪問できた想い出深いもので真摯な姿で対応される姿にこの強固なミネラルがダブります。
ローヌの特別な白ワインのひとつのシャトー・グリエ、’83は今となってはの希少なボトルですがこの時代の彼らの調子を伺わせる淡い色調の奥ゆかしい酒質で。嘗ての作り方も想像されますが、個人的には3本目に突入した肝臓にはこの柔らかな味わいが印象を良くさせるもので。
こちらには星が、あって欲しいそんなお料理人さんは今宵は顧客の方を伴われて。ここにも白の極上を問われましたが、白ワインのようなシャンパーニュを。ソレラで仕込まれるセロスの珠玉の銘柄。今回の仕入れの3本を使い切ることになりましたが、本当に当たりが良かったBBRからのもので。
〆はペリエ・ジュエのグラン・ブリュット。’90は先日の’85に比べるとやはりやや若さは否めない、それでも’88や’89と比較すると明らかに纏まるバランスと姿の良さに深夜の話題にも事欠く事は無い長い晩に。
Sommelier R.Imamura