９月になりました、相変わらずお商売とは難しいもので思うように儲かりません。８月はワインの業社さんへのお支払いが、申し訳ないのですが思いのほか少なかったにも関わらずまま何とか何とかの全てのお支払いになりました。微妙に２月続けての役員の妻への報酬は据え置きになってしまいましたが。
いずれにしても、８月も顧客の皆様本当に有難うございます。また、９月は初の法人での決算になります。私事ではありますが、今月もまたご愛顧いただければ幸いです。
話は変わりますが、以前つぶやきました海底に眠るシャンパーニュ。どうやら引き揚げされたようです。１７８０年代のヴーヴ・クリコ、ロシアの皇帝に届けられる予定だったそうですが難破して現在まで。予想落札価格は￥５００万らしいですが、うーん飲んではみたい。仕入れは不可能でしょうが。
で昨夜の待ち人は
・Ｃｈａｓｓａｇｎｅ Ｍｏｎｔａｒｃｈｅｔ’８３ Ｊｅａｎ Ｍｏｒｅｔｅａｕｘ
うーん、まあ不思議な感もありましたが状況も読めませんでしたので深くは。
それにしても髪型で、お人の印象は大きく変わるものです。まあ、このぐらいの年齢になると髪型も敢えて変えることも無いでしょうが今宵のムッシュは残暑らしくかなり短めに揃えられていたお姿で。
基本、柔らかい直毛で爽やかに何時もされていますが一段と好印象のやり手の社長さんらしく。
夕食がかなりヘビーだったようで、何時もならシャンパーニュなのですが今宵は白ワインで。
これで残りは本当に１本のみになりましたが、マダムのヴィンテージ’８３に合わせてお届け出来たのも幸いだったかと。
変わらないアタックの香りのモカの広がりに印象は良く感じられたのでは。珍しいことに未だ今宵は、飲みが足りなかったのか？シガーに手が伸びませんでした。これは決してムッシュが今宵で禁煙へと誓いを立てられたこととは関係はありませんが。
そうか、偶然ながら先のゲストがＪＴさんでして。流石にではないかもしれませんが”社風ですので”とお二人ともやややんわりとした感じのご接待ながらも先生と呼ばれる研究者の方を挟んで煙をあげられていましたが。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
