Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Leroyからスタート

本日のお昼間は、月末のお支払いに。自宅の電球が切れたので、随分長いキッチンの照明ですのでミニで。その後のご入金にテナント料の支払いなど今月も何とか何とかの完済です。今月中盤にお届けさせていただいたワインのご入金が決め手にもなりましたが、毎度ながらご愛顧いただく顧客の皆様のお蔭でございます。6月は1年を通じて最も過ごし難い月にもなりますが、変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。
で昨夜のネゴシアンながらもルロワからのスタートは
・Bourgogne Rouge’90 Leroy
・Meursault Piece Sous Le Bois’74 Leroy
・Chateau du Marbuzet’81 St Estephe
・Chassagne Montarchet Morgeot’98 Jean Noele Gagnard
・Chambolle Musigny’85 Joseph Drouhin
前半から少しだけバタバタと。ご予約をいただいておりました、僕のカウンターでは珍しい大学生のカップル。お二人とも京大生と言う清々しさで、そして彼女のお誕生日はヴィンテージ’90とのこと。ご予算的にも色々でしたが、ルロワのブルゴーニュ・ルージュでしたらそのパフォーマンスはどちらも理解に及ぶ範囲でしょう。次回は’91の彼のヴィンテージを是非是非。
こちらは好対照なお二人でしたが、まま・・・・。
この時点でお料理に追われるのは、間違えないことでしたが何とか何とか汗だくで。
’74は随分ネガティブなイメージではありますが、綺麗に熟成されたボトルをセレクトされている辺りはマダムの審美眼かと。キャラメル香るノスタルジックな1本かな。
仔羊に合わせて少しだけボルドーもで、’81のマルビュゼも。6月の特集のワインを何本かフライングしておりますが、色合いとは裏腹の纏まる味わいに。’81と言うことにも意味がありましたが。
後半は結局、祇園街らしい展開になりましたが今宵も最終は酔われていたような。先日、真っ二つに破損された携帯はスマホに変わられていました。
この優良な造り手のプルミエは、この辺りのヴィンテージで十二分に真価を発揮しているような。トロリと滴る上質で濃密なエキス分が解り易いシャルドネの高貴な味わいを表現しており。
〆はもう何年ぶりになられるかな?そんなムッシュも相変わらずお元気そうで。お姉さんの最終決定の銘柄はドルーアンのシャンボール’85。村名でも流石の’85、柔らかく芳しい芳香に満たされスムーズに喉を潤す可憐な液体は皆様の心の奥底とはまた異なるところかな?失礼。

                    Sommelier R.Imamura